【宅配買取】群馬県館林市のカタログ買取実績|『モデルガンはなぜ危険なのか』『モデルガンコレクションのたのしみ』など9冊

モデルガン冊子 トップ画像

「昔はモデルガンを持っていた」「子どもの頃、雑誌やカタログを眺めていた」そんな記憶をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回、群馬県館林市のお客様よりお譲りいただいたのは、そんなモデルガンが熱い注目を集めていた昭和の時代を今に伝える、貴重な冊子の数々です。

中には、モデルガン規制をめぐって著名人たちが寄せた意見書や、当時のカタログなど、現在ではなかなか目にすることのできない資料も含まれていました。

今の感覚から見ると、「こんなことが書かれているのか」と驚くような内容もあります。しかし、それもまた、その時代にモデルガンがどのように受け止められていたのかを知る手がかりのひとつです。

今回は、これらの冊子を通して、モデルガンが大きなブームとなった昭和の時代を振り返ってみたいと思います。

『モデルガンはなぜ危険なのか』(モデルガン愛好家協会)

モデルガンはなぜ危険なのか 表紙

昭和49年(1974年)発行のB6判小冊子です。昭和46年規制を受けて発行されたもので、表紙に記名された60人がモデルガン規制に異を唱える文章やカットを寄稿。60人の内訳は作家、俳優、音楽家、歌手、漫画家、評論家、ニュースキャスターなど、いわゆる当時「文化人」と呼ばれた方々です。

昭和45年生まれの自分には懐かしい方もいれば、もっと古い時代に活躍した方でピンとこない方もいます。もちろん平成生まれでも活躍を知っている方も多いはずです。

モデルガンはなぜ危険なのか 目次

モデルガンが趣味だから選ばれたであろう人もいれば、モデルガンと関係が薄い方もいます。前者は趣味に規制をかけることの理不尽さを訴え、後者は政府機関による規制押し付けを批判します。

ただ、モデルガンをこよなく愛する方ほど淡々とした文章を寄せていたり、規制行為そのものに抵抗している方の中にけっこう熱心な長文を寄せてたりとそれぞれの温度差があり、色々深読みしたくなります。

モデルガンはなぜ危険なのか 中表紙

それまで自由だったものごとに対し制限を加えることは、規制される側にとっては理不尽なことです。ですがなぜその規制が施行されるに至ったのかも、同時に考えなければならないでしょう。

この時代はまだ安保闘争やそれに続く学生運動、そしてテロ行為が国内でも頻発していた時代でもあります。

モデルガンはなぜ危険なのか 前書

本書の刊行も空しく昭和52年(1977)には再び大規模な規制が行われます。そこからおよそ50年が過ぎた現在、これほどの著名人が束になっても規制に至った事実を、冷静に考察していくタイミングかもしれません。

モデルガンはなぜ危険なのか 裏表紙

あくまで個人的な考えですが、モデルガンにせよエアガンにせよ、一般の方から攻撃的な趣味と思われやすい傾向にあります。そうした中にあっては自主規制を遵守し、マナーも極力守る。一般の人とはもちろん、仲間同士でもトラブルを起こさないように心がける必要があると考えます。

そもそも趣味というのは窮屈なくらいでちょうどいいと思いましょう(そう考えられるのも中年になって以降でしたが……)。

『モデルガンコレクションのたのしみ』(MGCボンドショップ)

モデルガンコレクションのたのしみ 表紙

発行年の記載はありませんが、大林宜彦監督の作品経歴に『ブラック・ジャック(瞳の中の訪問者)』(1977年11月26日公開)がありますので、昭和52年(1977)後半から翌53年にかけての発行と思われます。つまり52年規制直後ですね。

規制そのものには触れていませんが、著名人のモデルガンライフをカラー写真で紹介することで、モデルガン趣味の健全性をアピールする内容になっています。

モデルガンコレクションのたのしみ 内容1
モデルガンコレクションのたのしみ 内容2

収録されている7名のうち妹尾河童氏、長尾猛氏、ヒサ・クニヒコ氏、渡辺貞夫氏は上記の『モデルガンはなぜ危険なのか』にも寄稿していますね。

さらにこの時期『HOUSE』『瞳の中の訪問者』と2作続けて話題となった大林宜彦監督、ウエスタンアームズ代表・国本圭一氏、『ワイルド7』などガンアクション漫画の第一人者だった望月三起也氏といったメンバーで構成されています(氏名はアイウエオ順)。

『モデルガンカタログ TOKYO CMC VOL.3』

モデルガンカタログ TOKYO CMC 表紙

CMCのカタログVOL.3には、52年規制に対応した訂正紙が封入されておりました。当時は今よりフルカラーのカタログを製作するのはコストがかかりましたので、一旦発行した後はそうそうこまめな変更はできないんですよね。

モデルガンカタログ TOKYO CMC 内容1
モデルガンカタログ TOKYO CMC 内容2 訂正紙

そんな中で規制にも対応しなければならず、やむなく販売停止アイテムを列挙した訂正紙を挟み込んでいます。52年規制は6月1日公布、12月1日からの施行で、訂正紙は9月付と、当時のあわただしさを感じます。

『MGCモデルガンカタログ No.1~No.4』

MGCモデルガンカタログ No.1
MGCモデルガンカタログ No.2
MGCモデルガンカタログ No.3
MGCモデルガンカタログ No.4

MGCのカタログはNo.1に三越裏店のオープンが記されていますので、昭和51年以降から52年規制以前のアイテムを収録。「ミリタリー」「ウエスタン」「リボルバー」「カービン&サブマシンガン」と、各ナンバーごとに掲載される銃の種類が異なっています。

MGC M-16のすべて/ガバメントのすべて 

このほかMGCボンドショップ発行の実銃の開発史やメカニズム紹介とモデルガンカタログを兼ねた、『M-16のすべて』(昭和48年発行)『ガバメントのすべて』(昭和54年発行)など、貴重な冊子もお譲りいただいております。

MGC M-16のすべて 団時朗

こちらのページは『M-16のすべて』より。イメージキャラクターとして契約していた団次朗(団時朗)氏のカット。『帰ってきたウルトラマン』終了翌年ですね。


くれいも屋では各種モデルガン関係カタログや冊子の買取をお待ちしております。紙資料は当時を知る貴重な手がかりですが、捨てられやすいんですよね。実家などに眠っている紙類をぜひお譲りください!もちろんモデルガン本体も大歓迎、まずはお気軽にご連絡ください!

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店長:多口
80年代半ばのカート式エアコッキングガン全盛期から、電動ガンが広く普及し始めた頃まで、 サバイバルゲームを長く楽しんできました。現在はお座敷シューターとして、コルト・ガバメ ントを中心に、ショットガンやグレネードランチャー系など重厚感のあるモデルを好んで集め ています。 特に、今では見かける機会の少なくなったカート式エアガンや、時代の狭間に消えていった個 性的な“迷銃”が大好物。懐かしさや当時ならではの魅力を大切にしながら、実際に触れてきた 経験をもとに、トイガンの魅力を発信しています。

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