買取ができないものについて
エアガン・ガスガン・電動ガンの『買取ができないガンについて』
- 弾速が規定値を超えている物(0.2gのBB弾で0.98ジュール以上)
- 法律に抵触するほどの金属パーツが使用されている物
- 発射機構などに違法性の疑われる改造が行われている物
- 盗品が疑われる物
- その他、弊社で販売製品として不適切と判断した物
モデルガンの『買取ができないガンについて』
- SMGマークの刻印が無い金属製のモデルガン(SMマークも不可)
- SMGマークはあるが金色(黄色)または白に塗装されていない金属製のモデルガン(ハンドガン)
- SMGマークはあるが表面の金色(黄色)の塗装が著しく薄くなっている金属製のモデルガン(ハンドガン)
- 盗品が疑われる物
- その他、弊社で販売製品として不適切と判断した物
カスタムパーツの『買取ができないパーツについて』
- PSCマークの付いていないレーザーポインター等の機器
- その他、弊社で販売製品として不適切と判断した物
ナイフの『買取ができないアイテムについて』
- 飛び出しナイフ(バネの力だけで45度を超える角度で刃が展開するナイフ)
- 刃渡り5.5cm以上の剣(ダガー形状のナイフなど)
- 銃剣(着剣装置があり銃に取り付ける形状のナイフ)
- その他弊店で現行法に触れる可能性が高いと判断したナイフ
ミリタリーグッズの『買取が出来ないアイテム』について
- 洋弓銃(ボーガン・クロスボウ)
- 肌に直接触れる衣類
- その他、弊社で販売製品として不適切と判断した物
エアガン(エアソフトガン)の法律のお話
2006年(平成18年)に銃刀法が改正され準空気銃の所持が禁止されました。
準空気銃とは、元々はおもちゃとして作られた遊戯銃 (エアガン)でありながら、法定値 (6mmBB弾使用時は0.98J以内であること)
を超えた威力がある物を指します。 準空気銃と見做されるほど高威力な遊戯銃(エアガン)は、人体を傷つけてしまう可能性が高く危険
であるため、現在の日本国内では所持する事はできません。
上記規制は日本独自のものですので、海外製のエアガンについては信頼できるショップから購入するなど注意が必要です。
また、国内メーカーのエアガンであっても、内部カスタムが施されていると高威力となり、準空気銃と見做されてしまう場合があります。
しかしながら、カスタムされたエアガンや金属を多用された海外製エアガンは魅力的なものです。
カスタムされたエアガンや海外製エアガンを購入される際に必須となるのは弾速計と呼ばれる測定機器です。
弾速計はセンサーによって撃ち出された BB弾の速度を測定し、 ジュール値を表示してくれます。
法改正後に販売された弾速計であればかなり高精度ですので、 ご自身のエアガンが適法か否かを判断するには十分でしょう。
こうした弾速計はエアガンショップやシューティングレンジ、サバゲーフィールドなどで設置していますので、最寄りにこのような施設 があるのであれば、一度相談してみるのもいいかもしれません。
モデルガン法律のお話
金属製モデルガンは1971年 (46年規制)、1977年 (52年規制) の2度に渡り法律 (銃刀法)による規制が行われています。
■46年規制
46年規制では銃腔を金属で完全に閉塞する事と、本体を白色または黄色(金色) に着色する事が義務付けられ、 一部メーカーでは自主 規制としてSMマークが付けられるようになりました。
これは、1971年(昭和46年)頃、リアルなモデルガンが普及したことにより、強盗や恐喝などにモデルガンを悪用する人たちが増 えてしまったための規制になります。
【46年規制で規制されたこと】
- 銃腔部分を金属で完全に塞ぐ
- グリップを除く外観を白、 または黄色(金色)に着色する
■52年規制
52年規制では使用する素材や、銃身、 基部部分へのインサートの鋳込むなどの内部構造に関する規制が行われ、この52年規制の直後 からメーカー組合により規制に適合した商品には SMG マークを付けるようになります。
プラスチック製のモデルガンについては上記の法規制では対象外とされていましたが、 メーカー組合の自主規制により改造対策が施さ れた製品には SPGマーク等が付けられています。
この規制は 1977年(昭和52年)頃、暴力団関係者によるモデルガンの改造で、 実弾が撃ててしまうということが問題視され行われた 規制になります。
【52年規制で規制されたこと】
- 主要部分を作る素材は「ブリネル硬度 91 以下」の柔らかい金属を使用
- 銃身を交換できないようバレルとフレームを一体鋳造
- 銃身部分にインサートを鋳込む
- リボルバーのシリンダー部分にインサートを鋳込み、チャンバー (薬室) の壁に切れ目を入れる
■譲渡・売買ができる金属製モデルガンについて
現在の金属製モデルガンには業界の自主規制として法定のものより厳重な安全対策が施された証として 【SMG マーク】 というものが刻 印されています。 なお、 自主規制による刻印も、先述の法規制の歴史と同様に段階的に強化されています。
そのため、業界の自主規制のマークにはいくつか種類が存在していて、 現行の 【SMG・STGA マーク】 以外のマークが刻印されている 金属製モデルガンは、譲渡・売買が規制されている場合があります。
【譲渡・売買ができるもの】
- SMG マーク
- STGA マーク
【譲渡・売買ができないもの】
- SM マーク
- SM2 マーク
- SM II マーク
- 無刻印