
神奈川県川崎市のお客様より、再塗装が施された金属製モデルガンコレクションをお譲りいただきました!この度はくれいも屋の買取サービスをご利用いただき、ありがとうございます!


当時は金色に輝いていた金属製モデルガンの表面塗装は、経年によってどうしても褪色して銀色に近くなったり、はがれ落ちることがあります。くれいも屋では劣化状態でも買取大歓迎ですが、お客様の手で丁寧に再塗装していただければ、買取金額へ反映いたしております。
今回のモデルガンをお譲りいただいたお客様より、再塗装の手順をご提供いただきました。買取をご利用いただく時に限らず、お手元にコレクションとして長く残されるためにもぜひ参考にしてください。
金属製モデルガンの規制について
金属製モデルガンの所持については、1970年代よりかなり厳しい規制があります。褪色に関する記載とあわせて、詳細はこちらのページを参考にしてください。
金属製モデルガンの塗装手順
今回のモデルガンをお譲りいただきましたお客様の御厚意により、コクサイM36を題材に塗装工程をご紹介します。せっかくの塗装を長持ちさせるためにも、下地処理、色付け、保護コートといった複数の過程を経ることが重要です。各工程とも十分に換気をした部屋で、マスク、手袋などを着用しましょう。また、雨など湿度の高い日は塗装が白く濁ることがあるので避けてください。冬期はストーブなど火気のある部屋での缶スプレー作業は絶対にやめてください。
下地処理

こちらが塗装前の状態。愛着をもって何度も磨いているとこんな色合いになりがちですね。グリップに保護されたフレーム後端部が褪色が遅れており、オリジナルの色味が残っています。 こうした褪色は製造当時に使っていた塗料やメッキ素材の経年変化などによるもので、ある程度避けられないものです。

銃本体への塗料の食いつきをよくするためにタミヤメタルプライマーを塗布します。各段階の乾燥時間は塗料ビンやメーカーが推奨する時間を参考にしてください。表記より少し多めにとるのが安全ですが、あまり放置するとホコリなども付着するのでご注意を。
塗装

金色はMr.メタリックカラーGXより、GX209レッドゴールドをエアブラシで塗装。超微粒化した高級特殊顔料を使用するハイエンドメタリックカラーです。

お客様からは2度吹きを推奨されました。
薄めの塗膜で2度吹きすることで、表面の滑らかさと発色の良さを実現しています。

なお、GX209とGX210GXブルーゴールドは金属粉を使用しており、乾燥後であっても皮脂の影響で変色する場合があります。メーカーでもこの2色にはクリアコート処理を推奨していますね。

モデルガン自体が手に取って遊ぶものですので、金属粉を使用していないGXメタルイエローやその他の塗料使用する場合も、後述のコート処理を行うことがおススメです。
コート処理

塗装面保護のためにタミヤX-22クリアーを全体にエアブラシ塗装して終了です。X-22を吹き付けることで保護の他につや出しの効果もあります。アクリル塗料とエナメル塗料があり、共に筆塗り・吹き付けに対応していますが、使い勝手の良さはやはりアクリルでしょうか。エナメル塗料は乾燥時間の長さと引き換えにムラが出にくいなどの利点もあります。
塗装済モデルガン
今回お客様の手によって塗装された3挺の金属製モデルガンをピックアップしてご紹介します。褪色については保管条件や使用状況にもよるのですが、昭和や平成初期のモデルガンがリーズナブルだった時代はメッキ処理などにかけられるコストが低く、経年による褪色が起こりやすい傾向にあります。
コクサイ M36チーフスペシャル

小型リボルバーの代表格ともいえるM36です。「リボルバーのコクサイ」と呼ばれた同社は各部形状のシャープさが伝わります。

塗装作業についての補足です。塗装の際にはプラ製でもいいのでジャンクパーツなどに試し吹きなどをして、下地、塗装、コートを経ても刻印が読める状態を目安にするのがよいかもしれません。刻印が埋もれる場合は塗料を薄めたり距離を離したりと調整してみてください。
コクサイ M19 コンバットマグナム

2.5インチコンバットマグナムです。コクサイのM19といえば、1989年にリリースされたガスガン版がおなじみですね。私も当時M66とM19 4インチを購入しました。もちろんそちらはプラ製ですが、やはり金属製モデルガンの重厚感は別物ですね。
CMC コルトSAA

伝統あるCMCのコルトです。上記2点と同じく再塗装していただいておりますが、ネジやハンマーなど黒いパーツがあるとアクセントとして引き締まります。
金メッキモデルガン
ホビーフィックス ガバメント MK IV/SERIES'70

こちらは上記塗装済とあわせてお譲りいただきました、圧倒的な美しさのホビーフィックス ガバメントです。発売は00年代。こちらは再塗装加工品ではなく、オリジナルの22金メッキ加工がしっかり残っているお品物です。22金は変質しないことが利点であり褪色が起こりにくいのと同時に、高級素材にあわせた工程をかけているため、剥離などの心配も無用となっています。
金属製モデルガンを長く愛する上でも、金色の再塗装技術は覚えておいて損はないと思います。また、金属モデルガンにシルバー塗装はNGですが、樹脂製モデルガンやエアガンならOKです。現在はメッキに近い再現度のシルバー塗料もありますので、今回の下地処理と表面処理を参考にしてみましょう。その際はくれぐれも換気や冬場は火気にも気を付けてください。
【神奈川県で買取希望の方はコチラ】
【ホビーフィックスの買取はコチラ】


