1986年に公開されたジェームズ・キャメロン監督作品『エイリアン２』に登場したパルスライフル電動ガンをお譲りいただきました、ありがとうございます！

『エイリアン２』は1979年に公開された『エイリアン』の続編。リドリー・スコット監督による第１作が宇宙船の中という閉鎖空間を舞台にしたサスペンスホラー的な構成であったのに対し、ジェームズ・キャメロンがメガホンをとった第２作は、増殖したエイリアンを破壊していくアクション映画としての味わいが強い作品になりました。

そんな第２作のアクションシーンを彩ったのが、このM41Aパルスライフルです。劇中設定では合衆国植民地海兵隊の制式装備のアサルトライフルで、10ミリケースレス弾95発を装填可能。バレル下部にポンプアクション式のグレネードランチャーを装備しています。実際の撮影にあたっては、トンプソンとM870ショットガンを組み合わせ、スパス12の外装と(公開当時の)SFテイスト溢れる各部パネルを追加して制作されました。

今回お譲りいただきましたSNOWWOLF社の電動ガンも、同様にトンプソンがベース。マガジン下部のパネルを外すと細身の190連型マガジンが出現します。右側面には残弾数を表示するデジタルカウンターがあります。こちらはプロップ通り00から95までを表示、ただし残弾に連動しているわけではなく、発射したBB弾をセンサーでカウントし、数字を減らしています。したがって190連マガジンであれば２周することになりますね。カウンターの電源はトンプソン用マガジンの前部に、ボックス型電池を内蔵します。

ショットガン部はダミーで、AKタイプのバッテリーケースになっています。ただしフォアグリップを引くと赤いシェルカートリッジが露出するギミックが盛り込まれています。

パルスライフルのデザインはコンパクトにまとまっており、取り回しのしやすい銃といえます。ベースとなったトンプソンに準じたホップ調整機能や剛性の高さやカウンターのおかげで、ゲームに使用しても遜色のない構成となっています。もちろんレールマウントなどの近代化（未来の銃に対して近代化も変な話ですが）の余地も欲しいところですが。ある意味シンプルな構成のほうが扱いやすいかもしれませんね。

ちなみに『エイリアン２』にはMG42をベースに、カメラ機材を安定させるステディカムを組み合わせたM56スマートガンも登場し活躍します。みんな大好き分隊支援火器ならではの派手な銃撃戦が魅力ですが、Sガンダムほか、多くの作品に「スマートガン」という概念を残したという意味でも偉大な銃です。こちらもぜひお手軽な値段で（近代化つきで）電動化してほしいですね。

くれいも屋では各種プロップガン・ステージガンの買取をお待ちしております！　電動ガンやモデルガンを問いません。映画やテレビ、アニメなどに登場する銃は、一般の銃とは異なる魅力があります。また、銃器を「わかっている」監督やデザイナーによる架空銃・架空カスタムは、実は意外に実戦寄りに改良されていたりもするんですよね。そうした特別な銃たちをお譲りください!!

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