
福井県敦賀市のお客様より、UMAREX社製のガスブローバックガン・第五世代グロック17MOSをお譲りいただきました、ありがとうございます。
実銃グロックの思い出

私は1970年生まれなのですが、80年代にGUN専門誌で初めてグロックを見た時はやはり衝撃的でした。写真で見たポリマーフレームの質感は、普段遊んでいるエアソフトガンに近いものに思えました。
本場アメリカのガンユーザー(当時は伝統的なガバメントファンが特に多かったようです)からは、そのチープさなどから拒絶反応も少なくなかったようです。
海外の否定派からは空港のX線検査を潜り抜ける可能性がある「ハイジャック・ガン」などという陰口も叩かれました。
実際には内部の金属パーツの配置やフレームのアウトラインが銃の形状を示しますので、そうそう持ち込めるものではありません。当時の専門誌には実銃のグロックをX線撮影した写真が掲載されたりしました。

個人的には「こんなおもちゃみたいな銃が人を撃っていいのか、場合によってはこんなのに撃たれるかもしれないのか」という怖さが第一印象でした。そもそも当時は金属製モデルガンすらろくに持ったことがないのですが、やはりそれまでの実銃とは全く異なるものに見えました。
伝統的な鉄の銃に思い入れのある当時のアメリカ人も、多かれ少なかれ同様の気持ちだったようです。実際使用する銃に持つ者の個性を投影させることの多いハリウッド映画などでは、グロック登場当初は悪役の銃として使用されることが多かったですよね。
銃好きな監督の好みだったり、グロックを悪く描くネガティブキャンペーンが観客にも受ける時代だったのです。
今ではグロックは軍や法執行機関で多く採用されるようになり、映画では公的機関の銃として活躍する傾向が多くなりました。このへんはしみじみ時代が変わったなあと思います。ちなみに近年の映画で民間人が使う場合のグロックは、道具に徹した「無味無臭」な銃として扱われることが多い印象です。
このへんは昔は公的機関の銃だったガバメントが、今ではこだわりを持つキャラがカスタム銃を振り回したり、無改造のM1911は頑固一徹な人物が使い続けている的な意味を含むことが多いと感じます。
第五世代グロック


グロックは80年代のデビュー以降、基本コンセプトは変わることなく細かな改良で世代を重ね続けています。第五世代(Gen.5)は2017年に登場した最新型で、丸みをおびたスライド前端部やスライドストップのアンビ化、スライド前部へのセレーション追加など、コンバットガンとして細かな改善が施されています。
フロントセレーションの追加は、スライド操作時の自由度を格段に上げてくれますね。個人的にはGen.3から導入されたグリップ前面のフィンガーチャンネルが、今回のGen.5で廃止されたのがポイントですね。
個人的な感想ですが、フィンガーチャンネルは手の大きさが合わないとむしろ逆効果なんですよね。Gen.4から導入された選択式バックストラップみたいに、前面パネルも間隔の異なるフィンガーチャンネル付が選べるといいなと思っています。
UMAREX/GHK グロック17 Gen.5 MOS セラコート

今回お譲りいただきましたグロックは、グロック社の正規ライセンサーであるUMAREXの監修のもと、GHKがモデルアップしたGen.5のMOS(モジュラー・オプティック・システム)付派生モデルとなります。スライドにはセラコート処理が施され、実物に近い質感を再現しています。

GHK社のグロックは伝統的にハンマーレス機構を搭載しているのが最大の特徴です。実銃のグロックでも弾丸の発射にはハンマー式ではなくストライカー方式を採用。GHKでも発射バルブの開放打撃をハンマー式の円運動ではなく、スプリング圧縮を用いた直線的なストロークで行うことにより、実銃とほぼ同じトリガープルとトリガーフィーリングを再現しているわけです。
また、ハンマーレス方式の採用によりスライドのストローク量も大幅に増加。他社製グロックがおよそ20~30mm程度のスライドストロークなのに対し、GHKグロックは約40mmもの移動量で、ブローバック時の迫力も桁違いです。

日本国内への輸入にあたって、マガジンの発射用バルブスプリングの交換などによってパワーも規制値内に抑えられています。
同時にマガジンの注入バルブもタニオコバ製に交換され、フロンガス注入時に満タンになると「噴き戻し」が発生。性能とは関係ないポイントですが、使い勝手も日本のユーザー向けになっているのがうれしいですね。

MOSは、2018年に登場した派生型で、リアサイト前部のプレートが交換式となっています。マウント用プレートに交換することでドットサイトが装着可能となります。スライド後端にマイクロサイズのドットサイトを取り付けるチューンは、近年のトレンドですね。
公的機関の正義の銃から悪者の銃まで、素の「道具」からマッチカスタムまで、もうあいつ(グロック)一人でいいんじゃないかと思わずつぶやきたくなります。

くれいも屋では各種ガスブローバックガンの買取をお待ちしております。海外製ガスガンは日本向けの保証書や証紙付きパッケージが付属すると査定額もアップしますので、なるべく捨てないようにしていただくのが高査定のコツとなります。まずはお気軽にご連絡ください!






