【店頭】群馬県館林市の買取実績|佐々木小次郎かセフィロスか? 全長2mオーバーの大太刀(斬馬刀)

大太刀刀身5尺 トップ画像

くれいも屋では銃関係のほかに、模造刀やコスプレ用、はたまたナイフや真剣などの刀剣一式も取り扱っております!

今回は店頭買取にてユニークな刀をお譲りいただきましたのでご紹介したいと思います。

まず初めに感じるのは尋常でない長さがら来る、この迫力!

刀身長5尺(約150cm)、柄だけでも50cmを越える超ロングサイズの大太刀となっています。全長2mオーバーといってもイメージしにくいサイズですよね。

大太刀刀身5尺 人間大との比較

実際に身長170センチのスタッフが持ってみてもこの大きさです。一般的な打刀が刀身70cm前後、全長で95cmほどですので、打刀を二振りを縦に並べたよりも長いサイズとなります。

トップ画像の下段には比較用に全長約110cmの長めの打刀を置いてみましたが、まるで脇差のように小さく感じます。

お譲りいただいた大太刀の刀身は金属製ですが、柔らかく軽量な素材(ジェラルミン?)で、刃もついていません。主にディスプレイやコスプレなどで楽しむ用途のものとなっています。

このサイズともなりますと、手に取ると気分の高揚が抑えられませんね。撮影中に何度も手に取って構えてしまいました。

大太刀刀身5尺 抜き身A

大太刀と呼ばれる打刀よりも長い刀は、南北朝の時代に登場したと言われています。徒士の兵士が騎馬武者を攻撃したり、逆に馬上から攻撃するために通常より刀身が長くなっていきました。

当時の馬は現在のサラブレットととは異なりもっと小型です。例えば在来馬である木曽馬は、肩までの高さが約135cm程度になります。当時の人の体格も小柄でしょうが、刀のリーチという点では遠距離では槍や薙刀、近距離では刀と持ち替えるより、ロングサイズの刀に理があったと思われます。

さらにいえば身分の高い馬上の武者にとっては、より長い太刀を振るうことで自らの武勇を誇る意味合いもあったようですね。

大太刀刀身5尺 鞘

儀礼用や奉納用としては、2m越えどころか全長3m、4m65cmといった大太刀も存在します。しかしフィクションではこの「やたらと長い日本刀」というのは人気があるようで、『ファイナルファンタジーVII』のセフィロスが使う「正宗」はあまりにも有名ですよね。

そのほか、実際には4~5尺(120~150cm)ほどだったようですが「物干し竿」の異名を持つ佐々木小次郎の愛刀も、映像やコミックなどではやたらと長く表現されるケースが多いです。実はちょうどこの太刀を撮影した時に「物干し竿といえば『YAIBA』の佐々木小次郎だよね」という話をしていまして。某13kmやかっぺ星人を切った刀など、今でこそ「伸びる刀」はチラホラと散見されますが、【YAIBA佐々木小次郎の何度折れても伸びて元通りになる刀】は当時、実に斬新に見えたものです。

そんな話をした翌日、原作者自身による完全監修でのアニメ化決定が発表されました(記事執筆時2024年5月)。正直『YAIBA』を思い出す機会なんて数年に一度あるかないかという頻度なのですが、偶然というものはあるのですね。

大太刀刀身5尺 刀身
大太刀刀身5尺 鍔

エアガンやモデルガンと同様、実射性能がどうのとか実戦向けかどうかというより、見た目の良さやハッタリ感も武器を語る上で大事な要素だと思います。なにせ実戦で使うことはありませんから。そしてそれに楽しさや美学を感じることができるのも、武器の魅力なのだと思います。

くれいも屋では各種刀剣の買取をお待ちしております。真剣やコスプレ用の模造刀はもちろん、刀・銃以外の武器についてもご相談ください。今回の大太刀のように長すぎるとか、あまりにも重かったり数が多すぎるというお客様には、出張買取店頭買取にも対応しております。店頭は埼玉県羽生市、東京・秋葉原、神奈川県川崎市、長野県佐久市にてお引き取りいたしますので、まずはお気軽にご相談ください!!

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