CO2ガスガンはなぜ禁止されるのか?リスクと対策を徹底解説

CO2 ガスガン 禁止

みなさんガスブロお好きですよね?

実銃同様にがしゃがしゃ動くエアガンはサバゲーマー全員の心を掴んで離しません。
しかし夏が終わると途端にスライドの動きは鈍くなり、やがて液状のフロンガスを吹き出すように・・・。

そんな寒々しい冬の間でも元気にブローバックし続けるエアガンがあります。

そう、CO2ガスブロです。

パワーソースに従来のフロンガス(HFC134a)ではなく、CO2ガス(二酸化炭素高圧ガス)を使用するガスガンですね。

CO2ガスボンベの圧力はフロンガスボンベの圧力より10倍も高く、この高圧によりCO2ガスブロは冷蔵庫から取り出した直後でも問題なく射撃できます。

そんな冬季サバゲー最強の味方であるCO2ガスブロですが、「CO2ガスガンはなぜ禁止されるのか」という点でサバゲーマーの間でしばしば話題に上がります。

CO2ガスは真冬のような低温下でも安定した動作を発揮できる反面、その強い圧力を利用した高威力化も容易で、過去にトラブルの実例があり、使用を制限しているフィールドも少なくありません。

ネット上では断片的な情報が多く、正しい理由を知りたいと調べ始めた方も多いのではないでしょうか。

本記事では、CO2ガスガンの仕組みや特徴、禁止とされやすい背景、さらに安全に楽しむためのポイントまでを整理してご紹介します。

背景を理解することで、フィールドごとのルールに適切に対応しつつ、安心してサバゲーを楽しむための参考になれば幸いです。

CO2ガスガンとは:基本的な仕組みと特徴

まずはCO2ガスガンの基本構造と特性を理解することから始めましょう。

CO2ガスガンは、CO2カートリッジに封入された二酸化炭素を動力源としてBB弾を発射するエアガンです。

一般的なガスガンではフロン系ガス(HFC-134aなど)が広く用いられていますが、CO2はより高い圧力を発生させられるのが大きな特徴です。これにより、気温の低い環境下でも動作が安定しやすく、冬場のサバゲーでも快適に使える点が支持されています。

CO2ガスガンは、専用の「カートリッジ(12gや74gのボンベ)」をマガジンや本体に装填し、内部のレギュレーターやバルブを介してガスを噴射する仕組みです。リコイルも強めで実射感を味わえることから、リアルさを求めるユーザーに人気があります。

一方で、CO2は常温でも高い圧力を維持するため、設計や安全管理が不十分な個体ではパワーが規制値を超える恐れがあります。そのため、各メーカーは日本国内の法規制(銃刀法・0.98J未満)に適合するよう工夫を凝らしていますが、ユーザーが正しい知識を持たずに扱うとリスクにつながる場合があります。

CO2ガスガンが禁止されがちな理由

CO2ガスガンが各フィールドや法規制によって使用制限を受けるのは、その高いパワーと改造リスクに起因しています。

CO2ガスガンはフロンガスガンよりも高い圧力を用いるため、初速が強くなり違法なハイパワー化を誘発しやすい傾向があります。日本ではエアガンの威力に関する法律(0.98J未満)が整備されており、規定を超えた初速の銃を所持すると違法となるため、CO2ガスガンへの警戒が特に強いのです。

さらに、CO2ガスガンは部品交換や改造によって容易に性能を上げられる可能性が指摘されており、法定基準値を超えた出力を得られてしまうリスクも無視できません。過去の事故やトラブルがメディアで取り上げられたことで、フィールド側が一律禁止とするケースも増えています。

ハイパワー化への懸念と違法改造のリスク

CO2ガスの強い圧力は強力な射撃性能を実現しますが、同時にカートリッジやパーツを交換してしまえば違法な初速を出してしまう危険性も高まります。特に海外製品や改造パーツを安易に取り寄せると、法の上限を大きく超えてしまうこともあります。

こうしたハイパワー化は、周囲の安全を脅かすだけでなく、エアガン自体の評価やサバイバルゲーム文化にも悪影響を及ぼします。趣味の領域を守るためにも、利用者1人ひとりが違法改造を行わない意識を持つことが非常に重要です。

デジコン社製ガスガンの改造による事件が与えた影響

デジコン製ガスガン
引用元:Wikipedia/デジコンターゲット

2005年、和歌山県の高速道路で走行中の車が相次いで撃たれるという「改造エアガン連続発砲事件」が発生しました。使用されたのは金属弾を発射できるよう改造された高威力エアガンで、その多くがデジコン社製のガスガンでした。

当時の製品は構造がシンプルで改造が容易だったことから、違法パーツを組み合わせることで法規制を大きく超える出力を得られるとされ、事件を通じて危険性が社会的に広く認識されることになったのです。

この事件を契機に警察庁は銃刀法を改正し、2006年にエアソフトガンの威力を制限する「準空気銃規制」が施行されました。これによりメーカーや販売店は、製品の出力管理や流通の段階での安全対策を徹底せざるを得なくなり、アフターサービスの面でも厳格化が進みました。

また、サバイバルゲームフィールドでも「違法改造を持ち込ませない」「高威力ガスガンの使用を禁止する」といったルールが整備されるようになり、特にCO2ガスガンについては全面禁止を打ち出すところが増えていきました。

CO2ガスガンのメリット

禁止されるリスクがある一方で、CO2ガスガンならではの大きな利点も存在します。

項目 CO2 フロン
作動性 低温でも安定 寒さに弱い
リコイル 強く、リアルな射撃感 弱め
環境影響 代替手段として注目 温室効果ガス規制の対象
コスト 比較的安価で入手しやすい やや高価で入手性は限定的

1.冬のサバゲーでもストレスなく使える

気温が低いシーズンになると、一般的なフロンガスガンではガス圧が下がり、動作不良や初速の低下が顕著になります。しかし、CO2ガスガンは温度への耐性が高く、寒冷地でも理想的なパフォーマンスを維持しやすいのが特長です。

特に北海道や高地のような極寒環境でプレーする人たちにとっては、CO2ガスガンは重宝する存在です。冬でもアクティブにサバゲーを楽しみたいユーザーが気温によるパワーダウンを最小限に抑える手段としてCO2ガスガンを選択することが増えています。

2.フロンガスとの違い

CO2は大気中に自然存在する二酸化炭素を利用しているため、フロンガスのように地球温暖化へ直接影響を与える温室効果ガスの放出という点で問題視されにくい側面があります。

ただし、圧力が高いぶん安全対策を徹底しなければならない点が大きな違いとも言えます。

各フィールドのレギュレーション:使用可否はどう決まる?

フィールドによっては一律禁止としている場合もあれば、条件付きで使用を認めているところもあります。

一部のフィールドでは、CO2ガスガンが法的基準をきちんとクリアしていることを確認すれば使用を許可する場合があります。例えば、STGAやJASGのように国内認可を受けたモデルに限定しているフィールドもあるようです。

禁止を行うフィールドの多くは、ハイパワー化への懸念や騒音問題、またトラブルや事故リスクを避けたいという考えを持っています。ユーザーが安全に楽しめる環境を守るためにも、使用するエアガンの威力チェックや持ち込み時の審査を徹底しているのが特徴です。

使用可能フィールドの特徴と禁止フィールドでの注意点

フィールド

CO2ガスガンの使用可否は、各フィールドのレギュレーションによって大きく異なります。禁止するフィールドは「安全性を最優先」する傾向があり、特にインドア戦や初心者向けイベントでは一律禁止とされることが多いです。

野外フィールド

一方で、屋外の広大なフィールドや、パワーチェックを厳格に行っている運営では「CO2でも法定内の初速であれば使用可能」としているケースも増えています。重要なのは、プレイヤーが事前に利用予定のフィールド規約を確認し、現場での指示に従うことです。

禁止されているフィールドに持ち込んでしまうと、トラブルの原因になるだけでなく、全体のCO2ガスガンの評価をさらに下げてしまいかねません。

安全に使いこなすためのポイント

弾速計

CO2ガスガンを正しく安全に使うためには、メンテナンスやパワーチェックが欠かせません。このセクションでは2つのポイントをご紹介しているので、しっかりと確認してガスガンライフを楽しめるようにしましょう。

1:パワーチェックを怠らない

使用前には必ず初速を測定し、法定内かつフィールド規定に合致しているかを確認しましょう。

2:適切なメンテナンス

高圧ガスを扱うため、Oリングやバルブの劣化はトラブルの原因になりやすい部分です。定期的にシリコンオイルで潤滑し、パーツの点検を行うことが大切です。

これらを徹底することで、安全性を保ちながらCO2ガスガンの魅力を存分に楽しむことができます。

まとめ

CO2ガスガンは、その特性から「パワー過多」「違法改造のリスク」といった懸念から禁止するフィールドも依然として多く存在します。

しかし一方で、地球温暖化の要因とされるフロンガスの製造規制が国際的に強化されていることもあり、CO2はより環境負荷の少ない代替ガスとして注目を集めています。

実際、CO2ガスガンを使用可能とするフィールドも徐々に増えてきており、今後はルールや安全基準を明確化したうえで、利用環境が広がっていく可能性が高いでしょう。

大切なのは、フィールドごとの規制を尊重し、パワーチェックやメンテナンスを怠らず、安全に楽しむことです。禁止の理由を理解しつつも、正しい知識と使い方を身につければ、CO2ガスガンの魅力を安心して体感できるはずです。


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