先日ご紹介しましたB.W.C.のコルト・ディフェンダーと同じお客様よりお譲りいただきました、C.A.W.デトニクスです。ちょうど同じコンパクトガバメントとして並べることができましたので、両者の比較と併せて記事にさせていただきました。
参考URL:https://claymoya.com/blog/9301/
実銃紹介
コルト社が開発したオフィサーズやディフェンダーモデルに対して、デトニクス社が開発した極限まで切り詰めたガバメントモデルがデトニクスといえるでしょうか。
スライドのみならずフレームも大人の男性なら小指がはみ出すほどに切り詰められていますが、それでもコンシールドガンとしての需要が高かったようです。このサイズであってもアメリカ人が大好きな.45口径を維持することによって、メインにフルサイズガバ、サイドアームにデトニクスといった使い方もあったようです。
大口径弾に対応するため、バレル回りはコーンバレルを採用、後のオフィサーズ系カスタムにも逆輸入されています。また、リアサイト回りをえぐり、ハンマーを起こしやすくすることによって、ハーフコックからの射撃体勢をスムースに行うことができます。
フレームの切り詰め方はメインスプリングハウジング部を縮小させたオフィサーズに対し、グリップセフティを切り詰める形で短縮しています。しかしデトニクスクラスになると手の大き目な成人男性だと小指がかかるかどうかのサイズになり、射撃姿勢は若干不安定になりそうです。
モデルガン
C.A.W.デトニクスは、リバイバルの名の通り、MGCのGM12版デトニクスを復刻したアイテムです。もともとGM5版より各部が進化したものとなっています。ブラックモデルはヘビーウエイト素材を使用。しかしヘビーウエイト素材独特のグレーではなく、黒色仕上げとなっています。
シューティングマッチなどで普及したカスタムパーツをまとったディフェンダーと比較すると、無駄を省いたトニクスは無骨な印象すらあります。しかしその無骨さこそベースとなっているM1911に近しくもあり、むしろこの「素の」デトニクスをこそ好きな方も多いようですね。
一方、ガスガン、しかも他社製品の話になりますが東京マルイではシンプルなデトニクスをベースに、各種カスタムを展開していますね。AM.45や開発中(2024年1月現在)の千束の銃など、サイズの小ささを生かして女性キャラクター向けなのが興味深いです。
参考URL:https://claymoya.com/blog/8608/
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