現在は絶版となってしまった、東京マルイのガスリボルバーシリーズ。革新的な構造のシリンダーにより、24連発というハンドガンとしてはトップクラスの装弾数を実現。ゲームにも使えるリアルな外観と比較的購入しやすい価格が魅力でした。
今回お譲りいただいたのはそのマルイガスリボルバーを、キャロムショットのリアルサイズカートリッジを収納し6連発に変更した1挺です。装弾数をあえて減らし、リアリティにこだわったカスタマイズといえるでしょう。
マルイのガスリボルバーのシリンダー部分は基本構造が単純かつ、シリンダー本体とカートリッジにあたる部分が独立しているのが特徴です。そのためリアルカート方式への改造も、一旦分解してカートリッジ部分にあたるパーツを取り去り再度組み立てるという簡易なものでした。
装弾数が1/4となるリアルカートを採用するガスリボルバーは他メーカーからリリースされていますので、わざわざマルイ版を改造する必要はないのでは?
という感想を抱く方もいるかもしれません。
そこをあえて変更していくというのは、もちろんロマンやリアリティの追求もあるのでしょうが、やはり改造ベースとなったマルイ製品に対する信頼度の高さを感じます。
信頼できる銃に対する選択肢が増えるというのは、やはりうれしいところですね。さらに、基本的な改造だけならば加工箇所などはなく、もとの24連発に戻すことも可能でした。
装弾数の減少についてはデメリットですが、ガス経路のストレート化や密封化によって、弾速などが上昇したケースもあるようです。また、社外パーツのカートリッジは真鍮製のため、装填中の銃の重さが増加します。
スイングアウトはカスタマイズ前から可能でしたので、スピードローダーを使用したリロードアクションも楽しめます。エジェクターロッドは可動しませんが、実銃では基本的に発射後膨張したカートリッジを排出するためのものですので、発射前後でクリアランスの変わらないガスガンでは必要ない機能といえるでしょう。
それでも欲しいというこだわりの方に対しては、ライブ化するカスタムを請け負うショップなどもあったようですね。
今回のお客様は木製グリップへの交換と本体へのブルーイング塗装などのカスタマイズも施しており、リアルさを求めるゆえにリアルカート化されたのではないでしょうか。
ベースであるコルトパイソン4インチは、『シティーハンター』の冴羽獠の愛銃としてもおなじみですね。携帯性と弾道の安定性を両立させるバレルサイズともいえます。
実用性ばかりでなく、銃の魅力を引き出すカスタマイズもエアソフトガンの楽しみ方の一つでしょう。くれいも屋では各種カスタマイズやオプションパーツも買取いたします。
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