【宅配】大阪府大阪市のモデルガン買取実績|「ランパントクラシック コルトSAA」

ランパントSAA 全身

ランパントクラシック社のコルトSAAをお譲りいただきました! ありがとうございます!! 

ランパントクラシックSAA パッケージラベル

同社のSAAは単なるモデルガンではなく、本家SAAメーカーであるコルト社の公認を得た、正規のSAAの模型という位置づけとなります。その開発には六人部登氏率いる六研が名を連ねており、非常に高いクオリティで再現された最高峰のモデルガンといえるでしょう。事実、製品にはコルト社によるライセンス公認証が付属します。

ランパントクラシックSAA 認定証

実銃のコルトSAA(シングルアクションアーミー)は、1873年のデビュー以来、シンプルな構造と45口径弾への絶大な信頼性から、今なお愛され続けるまさに名銃中の名銃です。しかし最初の生産時は第二次世界大戦勃発によって生産が終了。コルト社は軍用銃の生産に集中しますが、終戦によって銃器業界は一気に不景気に陥ります。しかし、戦後の「世界の警察」としてのアメリカのイメージが固まるにつれ、古き良きアメリカを象徴する西部劇、そしてSAAの人気が上昇していきます。50年代にはウエスタンブームが起こり、戦後に登場したスタームルガー社などがリリースしたシングルアクションリボルバーが人気となります。

ランパントクラシックSAA 左側面
ランパントクラシックSAA 右側面

そうした状況が本家コルト社にとって面白いはずがありません。各種問題を乗り越えてついに1955年末からSAA生産を再開(本格的な販売は翌年以降)します。この時期のモデルを再現したのが今回お譲りいただいた2ndジェネレーションであり、アーリープロダクションタイプはさらにその中の初期生産型を再現しています。同じ2ndジェネレーションでも、刻印のフォントやフレーム上面の溝のサイズ、ハンマーやグリップ形状などの細部が変更されています。

ランパントクラシックSAA バレル刻印

なお、2ndジェネレーションは製造機械や工具の摩耗によって1974年に生産中止。1976年以降は新たな生産体制による3rdジェネレーション(~1981)や4thジェネレーション(1992~)がリリースされています。

ランパントクラシックSAA シリンダー周り

お譲りいただいたランパントクラシック版は、エイジング表現を演出した表面処理が見事な逸品です。パッケージにはモデルガンとしてのメンテナンス方法を含む取扱説明書に加え、実銃版SAAの歴史やバリエーションを詳細に説明した解説書(ザ・ヒストリカル・データブック)が付属。その他ランパントクラシック社がコルト社から正式後任を受けた旨の説明書や、モデルガン化にあたって強度などの問題からアレンジしたポイントの解説など、こだわりと「実銃のライセンス品」メーカーという自負と誇りを感じる各種書類が同梱されています。

ランパントクラシックSAA 取扱説明書1
ランパントクラシックSAA 取扱説明書2
ランパントクラシックSAA 遅延について注意書き
ランパントクラシックSAA 解説書1
ランパントクラシックSAA 解説書2
ランパントクラシックSAA 解説書3

残念ながら現在は活動停止してしまったランパントクラシック社ですが、その気概・心意気を感じるパッケージングとなっています。SAAをコレクションする際には、必ず検討すべき選択肢といえるでしょう。


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