MGCガバメントの思い出
コルト・ガバメントという銃については、すでに多くの人が語っており、それでも語り尽くせぬ魅力にあふれた存在だと感じています。(Tg)自身も例外ではなく、最初のサイドアームはマルゼンのカートリッジ式エアコッキングのキットでした。その後GM6以降のMGCガバメントを一通り集めています。今回はお客様からお譲り頂きましたMGCのGM2ガバメントを肴に、MGCガバメントにまつわる思い出なども綴っていきたいと考えています。
今回ご紹介するガバメントはGM2時代の逸品。恐らくはお譲りいただいたお客様による追加のカスタマイズが施されていると思いますが、基幹となっているのはウエスタンアームズによるカスタムが施されたコンバット・カスタムでしょう。シルバーのフレームにあわせたアイボリータイプのグリップが実に美麗です。実戦向けよりは外観のドレスアップに振ったカスタムの方向性が窺えます。恐らくこのフレームも「スクエアガードのシルバーフレームが欲しい!」という強い願いがあったのではないでしょうか。
▲マガジン底面に真鍮?ウエイトをつけることで、自重落下しやすくしています。カートリッジはGM2用。
▲未発火のままコンディションを維持するのもいいですが、装填・発火を繰り返した結果としてのエイジングもモデルガンの魅力ですね。
▲やはりガンケースに収めることで、コレクションとしての銃が完結する感がありますね。
そんなわけで自分にとっては初のGM2体験でした。確かにGM5でグリップも実物サイズとなり、内部メカも一新されて、モデルガンとしてのガバメントが完成したと言っていいと思うのですが、やはり改めて見るとGM2の荒々しさというか、感覚に訴えてくる魅力のようなものがありますね。GM2といえば他にも、平成初頭頃の御徒町だったか新宿だったかのMGCショップのジャンク箱に、GM2のターゲットグリップが500円くらいで出ていたのを2組くらい買ったことがあります。移植先はGM6のつもりだったのですが、先述の通りサイズが違うのでネジ半分くらいズレた位置に穴を開け直したりしました。結局形状が大胆過ぎたこともあり、苦労の割にはあまりマッチした感はなく、今はそのグリップもどっかに行ってしまいました。ほかにもMGCショップのジャンク箱には、GM5のスクエアガードのフレームがあったのでGM6に移植したり。コルトMk.Ⅲの4インチ、6インチフレームがあったので手持ちのローマンをコンバーチブル仕様にしようと買って、そのまま30年経っていました。
こちらはGM5用カートリッジと、GM5、ローマン用の火薬。やはり平成初頭頃の大昔、MGCのGMを集める過程で「モデルガンも嗜まないと」という思いで一丁だけモデルガンのGM5を買いました。発火させた時の音とアクションは感動しましたね。大口径ゆえのカートリッジ重量が生み出す迫力も、ガバメントのモデルガンの人気の一つなのかなとこの時思いました。ガバメントの装弾数の少なさも実銃ではデメリットでしかありませんが、モデルガンでは発射後のカートリッジの手入れが少なくて済むという、消極的な利点もあります。この時のGM5は手放してしまったのですが、せっかくカートが見つかったのでまた欲しくなってしまいますね。
くれいも屋ではモデルガン、エアガンを問わず、自分であれこれ手を加えたカスタムガンは、パーツごとに思い出がありますよね。そんな思い出・思い入れ込みでの、お客さま自慢のカスタムガンの買取をお待ちしております。買取担当や(Tg)が困り果てるようなカスタムをお譲りください!
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