群馬県館林市のお客様から出張買取にて、マルシンの金属製モデルガン『UZIサブマシンガン』をお譲り頂きました!
今回お譲り頂いたモデルはパッケージにMKKの刻印とSMGシールの添付された中期型と呼ばれる規制後に発売されたモデルになります。
上部には「SMG」と共に「10 79」と刻印があり、1979年製造品であることが確認できます。(モデルガンの規制は71年と77年の2回)
マルシン『UZIサブマシンガン』外観
一部実銃とは異なりますが、外見やシルエットはかなり実銃を忠実に再現されていてUZIのモデルガンの中では1番の出来だと思います。
UZIの特長とも言えるオープンボルト方式。
マルシンのUZIでもこの部分はしっかりと再現されていて、コッキングレバーを引くとオープン状態でロックされます。
実銃と同様に上面のカバーを外すことができるようになっています。
レシーバー内には大きなボルトとスプリングが確認できます。
UZIのレシーバー部は箱型レシーバーと呼ばれていますが、こうやって見て見ると本当に箱なんだと実感できます。
取り出してみるとこんな感じ。パーツ構成はほぼ実銃と同じです。
オープンボルト方式なのでボルト内に弾薬を叩く撃針(ファイアリングピン)が内蔵されているのでかなりシンプルな構造であることがわかります。
元々が軍用銃として開発されたので、ハンドガードの先頭にはバヨネット(銃剣)が取り付けられるようになっています。
この折りたたみ式ストックもUZIって感じですね。
マルシンでは着脱可能な木製ストックバージョンも発売していました。
マルシン『UZIサブマシンガン』中期、後期タイプの判別方法
ここからは中期タイプと後期タイプの判別方法について軽く触れてみたいと思います。
便宜上中期・後期と称していますが、正式な呼び名では無く、人によっては2型・3型と称する方々もいます。
マルシンのUZIは大きく分けて「規制前」「規制後」「規制後・リニューアル版」の3タイプに分けることができ、記事上は規制後の2タイプを中期後期として紹介していきます。
まずわかりやすいところでセレクターの刻印が英語表記のARSの場合には中期モデルになります。 後期モデルはドイツ語表記のDESになっています。
外観で一番の違いはフロントサイトの固定方法になります。
側面をネジで固定しているタイプは中期モデルになり、後期モデルは実銃と同様にネジでの固定ではなく、フレーム上部に固定されています。
外観での判別方法として、グリップユニットの素材違いがあります。
グリップの上部分やマガジンが刺さる部分が金属製の場合には中期モデル。
この部分がプラスチックの場合には後期モデルになります。
細かいところだとマガジンキャッチボタンも違いがあります。
マガジンキャッチの表面の溝が5本の場合には中期モデル。溝の本数が5本以上の場合には後期モデルになります。
形状的にも違いが有り、中期モデルに比べ、後期モデルの方が少し薄くなっています。
マガジンにも違いが有り、内部が2重構造でシングルカラムになっている物が中期モデル。2重構造ではなくダブルカラムになっているのが後期モデルになります。
ちなみに両者にはマガジンの互換性はありません。
まとめ
今回はマルシンの金属製モデルガン『UZIサブマシンガン』について書いてみました。
UZIと言えば映画にもよく登場し、色々なメーカーからエアガンや、それっぽいおもちゃもたくさん出ているので、知らない人はいないのではないでしょうか。
今回紹介したマルシンの金属製モデルガンはかなり出来が良いので個人的にはおすすめモデルガンの一挺だったりします。
初めてのモデルガンとして一挺いかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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