タカトクのSSオートマグカスタム(鼓弾仕様)を長崎県大村市のお客様から宅配買取にてお譲り頂きました。ありがとうございます! 80年代初頭頃のサバイバルゲーム黎明期に猛威を振るったSSブラザースの末弟ですね。コンパクトなハンドガンサイズのカートを使うSS5000やSS7000に対し、カートはSS9000と共用で、頭一つ抜けたパワー(今となってはかわいい数値ですが)と迫力あるサイズで憧れのハンドガンでした。
当初はツヅミ弾仕様でしたが、サバイバルゲームの普及につれてBB弾仕様、そしてオートマグとSS-9はカートレス仕様へと進化しました。自分色々と勘違いしていたのですが、当初は7mm径でそこから6mmツヅミ弾>BB弾という経緯でシフトしていったようです。BB弾になる直前にはまた、前後同形状のニュービレットという弾頭も登場しました。空力を追求した形状とのことでしたが、それは球形のBB弾により説得力を持たせる結果にしかなりませんでした。
もともとは「TMガン」シリーズとして70年代前半から販売されており、直径1cm近い半球の弾頭をカートリッジから打ち出すスタイルでした。さすがに飛距離もたかが知れたものですね。やがて他機種の展開にあわせて7mm>6mm>BB弾という流れだったようです。ちなみにBB弾が出現しはじめた頃は、SS9000の7mm径バレルにスリーブを入れて、内径を6mm化するという大胆なカスタムパーツがあったと思います。
▲SSオートマグ付属のカタログ。TMからSSになっていったのでしょうか?さすがに年代的にはSS以降しか知らないのです……(Tg)
SS9000の基本コンポーネントは、現在もクラウンモデルのボルトアクションライフルとして第一線で活躍しています。現在もロータリーマガジン、カートリッジ、ケースレス用チャンバー、ケースレスマガジンが発売されていますので、過去のSS9000系列に使用することができます。もちろんこのうちカートリッジはSSオートマグに使用可能です。また、ケースレスチャンバーも使用できますが、ケースレスマガジンは全長が短いので不可となります。
黒は今回お譲りいただいた鼓弾仕様、銀色は私物のケースレスにも換装可能なBB弾仕様です。実は私物のほうはカートは1マガジン分、ケースレスマガジンもあるのですが、ケースレスチャンバーがなかったんですよね……。
もちろんSS9000(スーパー9)をはじめとするSSスーパーXやスーパー9プロ、カスタム9など、今でもお持ちの方にもおススメです。シンプルな構造ゆえに、ゲームからは遠ざかっても押し入れの中で眠っている方も多いのでは? ゲームに復帰しないのであればくれいも屋にお譲りいただくと本当にありがたいのですが、思い入れもあるかと思います。最後にもう一度カートやマガジンを揃えて試射してみてもいいのでは? そのまま久しぶりにゲームに参加するのも止はしませんが、パワーチェックをしておくことを忘れずに。なんせベースは「あの」スーパー9(9000)ですから……。
(Tg)
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