東京マルイ コルト・パイソン2.5インチを三重県伊賀市よりお譲り頂きました


今回ご紹介するのは東京マルイのガスリボルバーシリーズより、コルトパイソン2.5インチです。現在(2021年2月)の同社公式サイトによると、ガスリボルバーアイテムはすべて「OUT OF PRODUCTION」として生産終了アイテムとなっています。そうなってもサイト上にカタログデータを残してもらえるのはありがたいですね。


同社のガスリボルバーのデビューは1990年代前半でした。当時は電動ガンFA-MASが登場(1991)、オートマチックはブローバックタイプが主流になりつつあるという、エアガン業界の情勢地図が大きく塗り替えられようとしていたタイミングでした。その中でガスリボルバー拳銃は、コクサイやマルシンといったモデルガンメーカーがリアルな外観のものを販売していました。その機構もモデルガン譲りで、カートリッジ装填・排莢もほぼ実銃通りに楽しめることがプレイバリューの一部になっていました。
しかし、その場合ガスルートはグリップ部分に設けられることが多く、本体とカートリッジ、カートリッジ先端とバレル、場合によってはカートリッジとシリンダー、シリンダーとバレルと、密封しきれない箇所がどうしても複数出てきてしまいます。そのため当時のエアソフトガンのリボルバーは、リアルな外観やギミックと引き換えに、飛距離とパワーは非常に低いものでした。また、装弾数の少なさの問題もまた実銃から引き継がれたままで、ゲームに持ち込むには実用性よりもロマンやこだわりによる理由が大きかったと思います。(もちろんロマンやこだわりも大事ですしむしろなしではやっていけないですよね)

そこにライブカートシステムを排することで、飛躍的な性能向上を図ったのが東京マルイのガスリボルバーです。旧来のモデルガンメーカーが(それを言うならマルイ自身も老舗のモデルガンメーカーでもあるのですが)乗り越えられなかった壁を、電動ガンと同様にあっけなく壊してしまう、そんな印象を当時感じました。


マルイのガスリボルバーの特徴は2点。まずカートリッジをなくしてガスルートの安定化を図り、パワーを向上させています。そしてもう一点、カートリッジスペース1発分につきBB弾4発分を収納、順次打ち出すことで実に24連発と、オートマチックタイプをしのぐ装弾数を実現させたことです。4発のうち先端の1発のみ発射するなど、とんでもない精密な構造をあのシリンダーの中でやっていますし、しかもリアルカートとの互換性を残しているのも驚愕です。すいません、もうその構造はテキストで表現するより付属取説に丸投げしときますね。

 

こうした革新的な機構で一挙にリボルバー拳銃を「使える」地位にまで押し上げたマルイ・ガスリボルバーシリーズ。生産終了となったのは時代の変化なのかニーズが変わってきたのか。少し寂しいですが、PPCカスタムのガス版やスマイソンを出してほしかったなあとちょっと思ったりもします。

(Tg)


 

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