ポイント『ウインチェスターM1892 ランダル』を宮城県仙台市より宅配買取にてお譲りいただきました

今回のお買取り品はちょっと珍しいライブカートリッジ式ガスガン、ポイントの『ウインチェスターM1892 ランダル』をご紹介します。ウインチェスター銃を切り詰めた(ソウドオフ)、いわゆるランダル・カスタムのモデルアップ。1990年代前半に発売されたフルサイズのM1892を切り詰めたものです。もちろんモデルはスティーブ・マックイーンの『拳銃無宿』で、主人公のジョッシュ・ランダルが使用した、ウインチェスター銃のソウドオフ銃です。劇中の時代設定は1870年代であり、1890年代に生まれたM1892の登場前でした。時代的におかしいですね。しかし、ドラマ撮影時の1950年代には生産数が多く入手が容易なM1892をベースに作られていたようです。ただし、拳銃弾を使うM1873に対してライフル弾を使うM1892は反動が大きく、弱装弾などを使用するなど撮影には苦労していたようですが。

ポイント社は80年代後半頃よりエアガン市場に参入しはじめ、エアコッキング&ライブカート式(というか当時はまだそのほうが主流でした)UZIピストルなど渋い銃をチョイスする傾向がありましたが、全体的には低年齢向けのリーズナブルな製品が多い印象でした。それだけにいきなりモデルガンばりの外観と、金属カート&木製ストックを多用したウインチェスターM1892が発売されたのは度肝を抜かれました。そのあまりの唐突っぷりはかなり疑問だったのですが、今回調べてみると当時すでにかなりの実績のあったモデルガン畑の方が開発を担当されたという話があるようですね。いつか当時の専門誌を確認してみたいと思うのですが、なるほどその人ならと納得もいきます。


その本格的なつくりをそのままに第2弾としてリリースされた「ランダル」も、単純なダウンサイジングではなく、オクタゴン・バレルや、ループレバーの形状、照門取り付け部の切り欠きなども再現しています。
基本的なアクションは他のウインチェスター銃同様、右側面からカートリッジを入れて(本アイテムの場合は5+チェンバーに1発)上面から排出します。構造が複雑になる上、装填にはレバーを下に下げる必要があるため、伏せ撃ちや塹壕戦などに不利でした。そのため18世紀末に発明されたボルトアクション式にとってかわられていったそうです。と、そこまで調べてボルトアクションのほうがレバー式よりも後だったことを知りました。

 


ポイント製M1892は、メインフレームの強度不足という弱点がありましたが、ランダルであればそのリスクも少ないのが安心できました(もちろんポイントに限らずトイガンでのスピンコックはここぞという時以外はお薦めできませんが……)。

本作がリリースされた90年代前半は、マルイのキラーコンテンツともいえる電動ガンの登場によって、サバゲ事情が一変した時代でした。過度なパワーアップが不可能となり、電動ガン同士のイコールコンデション化が進められていきます。マルイ以外の会社では電動ガンの開発でマルイに追随していくか、あるいはマルイにない特色を押し出す方向に変化していきました。ポイントのM1892もそんな時代に唯一無二を目指してリリースされたものでした。
現在も何社かからレバーアクションのウインチェスター銃のガスガン・コッキングガンは存在しますし比較的入手もしやすいのですが、ライブカートかつ本格的な外観の銃は後にも先にもポイント社だけとなります。カート式というだけなら旧タカトクのSSスーパー7(7000)系もありますね。カートとBB弾が飛ぶ快感を、機会あればぜひとも体験してみてください。

 


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