
東京都立川市のお客様より、台湾VFC(Vega Force Company)社のHK G28ガスブローバック版をお譲りいただきました。この度は、くれいも屋の買取をご利用いただきありがとうございます。
HK G28とは

H&K社のHK417をベースとした狙撃用セミオートライフルです。HK417はアメリカ陸軍の依頼でM4カービンの改修版として開発したHK416の弾薬を、7.62×51mm弾仕様へと改装したモデル。そのため全体の構成はM4に由来しています。
2001年から2021年にかけて起こったアフガニスタン紛争では、障害物が少ない砂漠地帯での遠距離での交戦が主体となる場合が増加。ベトナムのジャングルでの交戦を戦訓とした従来の5.56mmでは力不足とされました。同様の現象は湾岸戦争の時点でも発生しており、この時はM4系アサルトライフル登場によって退役状態だった、M14などの7.62mm弾ライフルが脚光を浴びています。
ドイツ連邦軍では遠距離用狙撃銃としてG3SG/1などを使用していましたが、2010年に入ってその後継銃の検討に入ります。当初はアサルトライフル構成のHK417に二脚と狙撃用サイトを搭載した「G27」を第一候補とします。しかし長距離の精度が低く不採用となります。そこでH&KではHK417の民生モデルMR308に、高精度の競技用バレルを組み合わせた「DMR762」を開発。ドイツ連邦軍の要求するスペックをクリアします。
DMR762は本体重量が問題視されましたが狙撃特化の「Standard」とは別に、ショートレール化して二脚やスコープ以外の各種オプションをオミットした「Patrol/Scout」の2タイプを用意。前線レベルでパーツ換装が可能という運用方式にすることで「G28」として2011年に制式採用されます。
VFC/UMAREX HK G28 DX Ver.

VFCではこのG28をエアソフトガン化。多くの銃器メーカーのライセンス管理を手掛けるUMAREX社との提携によって、H&Kブランドとしての発売。各種刻印なども実銃を忠実に再現しています。「MADE IN TAIWAN」のシールの下には実銃を再現したプリントが隠れており、そこに「Made in Germany」も記されています。
同じ座組で電動ガン版を制式採用されて間もない2015年にリリースしていますが、2019年頃にガスブローバック版を発売。1mを越える全長とおよそ5kgの本体重量+各種オプションというヘビー級アイテムでした。バイポッドやスコープマウント、フォアグリップは標準装備で、好みのスコープを装着するだけで即ゲームに投入できる構成となっています。

折り畳み式のアイアンサイトもすぐに展開でき、非常時に対応できるのはうれしいですね。


お譲り頂きました銃にはMICRO T-1タイプのダットサイトが組み込まれていますが、直下のリングマウントに大口径スコープを追加することも可能です。

フロントハンドガードの側面にはレールカバーが標準装備。下部にはバイポッドと垂直型のフォアグリップが装着されています。


ハリス製バイポッドのスプリングむき出しの無骨なデザインは、それこそ昭和の頃から変わらないなあと(自分も当時からのを持っているので)感慨深いですね。とはいえ後部のレバーでスイング機能のロック/解除ができるなど進化を遂げています。

民生品ベースの狙撃銃ということもあり、実銃と同様発射方式はセミオートのみとなります。


ストックはスプリングを内蔵しており、展開時は下部のレバーでロックリリースして伸長。後部のダイヤルによって微調整します。チークパッドの前後位置はストックとは独立しており、もちろん高さ調整が可能です。このへんはさすがスナイパーモデルですね。重量もかさむわけです。


マガジンは7.62mm仕様ですので大柄。上部のスイッチを切り替えることで弾切れ時でもボルトストップがかからず空撃ちが可能となります。
くれいも屋では各種ガスブローバックライフルの買取をお待ちしております。まずはお気軽にご連絡ください!

