
佐賀県唐津市のお客様より、コクサイの金属製モデルガンをお譲りいただきました、ありがとうございます。かつて「リボルバーのコクサイ」と呼ばれたメーカーの最晩期のアイテム、熟成を重ねた高い完成度の一挺です。
リボルバーのコクサイ

コクサイ(国際産業)は、1960年代から国際ガンクラブの名前で営業していたトイガンメーカーです。特にリボルバーのモデルガンを得意とし、80年代に入ってエアーソフトガンがトイガンの主流となってからも、リアルな外観のライブカートリッジ式ガスリボルバーを多数リリースしました。
ただしリボルバーの構造上、実射性能については今ひとつで、ほぼ趣味枠といった扱いです。逆に趣味枠だからこそ性能にこだわらずリアルな外観を楽しむことができました。私も初期カートのM66やM19を持っていますが、各部のエッジなど持っているだけで満足でしたね。
一方でコクサイはまだエアコキが主流だった1983年に、スーパーウェポンシステムを開発したメーカーという印象も強いですね。M16/M177をモデルアップし、火薬カートリッジによるブローバックでシリンダーをロックしてBB弾を発射する、弾丸発射と火薬音、そしてライブカートリッジをオートマチック射撃で実現する完璧なシステムです。
残念ながら実射性能や耐久面であまりいい評判は聞かなかったですね。ただしこのスーパーウェポンに使用されたスチール製バレルは別売りされ、当時のエアコキのバレルと交換することで命中率を上げる改造が流行しました。たしか1本500円とかそのくらいだったと思います。
コクサイS&W M10ミリタリー&ポリス

今回お譲りいただきましたコクサイM10は2001年にリリースされた、コクサイとしては後期にあたるバージョンです。基本設計は80年代から変化はしていませんが、この年のリリースでコクサイの金属モデルは全てのパーティングラインを消し、最高級の1号24kフルメッキ加工。仕上げはすべてハンドメイドとなっていました。


90年代以降トイガンの主流は電動ガンの長物とガスブローバック式ハンドガンとなりますが、そうした流れの中でモデルガンとしての完成度を突き詰める方向を目指したのでしょうか。まさにコストをかけた逸品ともいえる完成度となっています。

特にFBIスペシャルの3インチという銃身長は、その名の通り長らくFBI向けの特注モデルでした。4インチよりも携行性や秘匿性の高さ、抜きやすさを重視し、スナブノーズよりも高い命中精度を兼ね備えるとされています。


なお、コクサイは00年代に社屋火災に遭い活動を休止。在庫品の販売をサンプロジェクトが受け持ち、金型はコクサイ製品の部品製造を手掛けていたウリウが買い取って2007年に「コクサイ」ブランドを引き継ぎ再生産を開始します。しかしそのウリウも2018年をもってコクサイ製品の製造を終了する旨がアナウンスされました。


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