
茨城県つくば市のお客様より、スパイダルコのナイフコレクションをお譲り頂きました!この度はくれいも屋をご利用いただき、ありがとうございます。
エントリーアイテムから高級モデル(とはいえスパイダルコは全体的に実用向けでリーズナブルな製品が主流なのですが)、ちょっと変わったスケルトンモデルまで、ユニークな組み合わせの4本です。
スパイダルコとは

Spyderco(スパイダルコ)は1978年、アメリカ・コロラド州でサル・グレッサーによって設立されたナイフメーカーです。当初はナイフメーカーではなく、携帯型シャープナーの開発からスタートしたという異色の経歴を持ちます。

現在ではフォールディングナイフ界において「現代EDCナイフの基礎を作ったメーカー」の一つと評価されており、片手操作を前提とした設計思想を早期から確立しました。象徴的な円形のサムホールは単なる開閉補助機構ではなく、手袋着用時や濡れた環境下でも確実に展開できる実用装備として誕生しています。
また生産体制も特徴的で、アメリカ本国のみならず日本・関市、台湾、イタリアなど世界各国の優秀なOEMメーカーと協力。用途や価格帯ごとに最適な製造拠点を選択することで、高品質と実用価格の両立を実現しています。

また、濡れた繊維を切るのに向いた独特の波刃(セレイテッドエッジ)を採用したモデルも人気で、同じモデルでも波刃とストレート(プレーンエッジ)とを選ぶことができます。今回お譲りいただいた4本はいずれもストレートでした。
スパイダルコ マイケルウォーカー アルマイト AUS-8

ナイフデザイナーのMichael Walkerによる代表的コラボレーションモデルの一つで、現在のフォールディングナイフ設計に大きな影響を与えたシリーズです。
マイケル・ウォーカーはライナーロック機構の発展に深く関わった人物として知られ、本モデルにも操作性を重視した合理的な設計思想が色濃く反映されています。


一般的なザイテルハンドル仕様に対し、本個体はアルマイト処理されたアルミハンドルを採用。軽量性を維持しながら剛性感を高めており、ポケットナイフながら金属的な所有感を楽しめる仕様となっています。
ブレード鋼材にはAUS-8を使用。研ぎやすさと耐食性のバランスに優れ、日常使用を前提としたスパイダルコらしい実用志向の一本と言えるでしょう。
スパイダルコ JOT SINGH KHALSA

こちらはカスタムナイフデザイナーであるJot Singh Khalsaが手掛けた個性的なモデルです。
最大の特徴は独特なハンドル形状。湾曲したグリップラインは装飾的に見えながらも、握り込んだ際に自然と指へフィットし、力を逃がさない設計となっています。直線的なタクティカルナイフとは異なる、人間工学的アプローチが感じられながらも、クラシカルな中東の半月刀のような空気感を備えた一本です。


スパイダルコ Q C35SBK

スパイダルコのラインナップの中でも特に異彩を放つモデルが「Q」です。
ブレードおよびハンドルをスケルトン構造とすることで大幅な軽量化を実現しており、一般的な実用ナイフとは異なるコンセプトで設計されています。


肉抜き加工を大胆に取り入れながらも強度とロック精度を維持しており、スパイダルコおよび関連企業の技術力をPRする意味合いもあるモデルのようです。
企業ロゴ仕様も存在し、実用品としてだけでなくコレクションアイテムとしての人気も高いシリーズです。
スパイダルコ エベレスト

登山用途におけるスパイダルコの信頼性を象徴するモデルがエベレストです。
1991年、アメリカおよびスウェーデンのエベレスト遠征隊においてスパイダルコ製ナイフが装備として採用された実績を記念し製作されたモデルで、ブレードには記念刻印が施されています。


極寒環境では厚手のグローブ着用下での操作が求められるため、サムホールによる確実な展開性能は非常に合理的でした。本モデルはそうした実使用の背景を持つ記念モデルでもあります。
くれいも屋では各種ナイフの買取をお待ちしております。お気に入りの一本を手元に残してコレクションを整理し、新たなコレクションを増やしていくのはいかがでしょうか。まずはお気軽にご連絡ください!

