埼玉県羽生市のお客様より、東京マルイの次世代電動ガン SCARシリーズをベースに、各種オプションを装備したカスタム品をお譲りいただきました、ありがとうございます。
昼夜・遠近距離・屋内外を問わず現代戦におけるあらゆる状況に対応した装備を凝縮。
M4系だとどうしても各部が張り出したシルエットになりがちで、それはそれで好みの方も多いと思いますが、今回お譲りいただいたSCARはかなり一体感のある印象です。
専用グレネードランチャーや収納時は本体に密着するバイポッドなど、操作するたびに「なるほど」と感じてしまいました。
各種オプションを想定したSCARの設計思想と、各装備をまとめあげたお客様の選択眼の確かさを感じます。
本体
コアとなっているのは東京マルイ次世代電動ガンSCARAシリーズの中から、7.62mm口径版となるSCAR-H。
製品版の本体重量はおよそ3.6kgで、実銃のFN SCAR-Hスタンダードとほぼ同じ数値です。
今回お譲りいただいたカスタムは社外品のグレネード（約1kg）に各種オプションを装備し、総重量6.6kgとなっています。
本体重量がほぼ同じですので、実銃でフル装備にしても、ほぼ同じ数値になりそうですね。
レーザー＆ライトモジュール/バイポッド
フロントのレイルマウントはフロントサイトをまたいでバレル部まで延長されています。
MFR 0B107レーザー＆ライトモジュールは、本体最前部にセットすることで他の装備との干渉を防いでいますね。
フロントサイト側面部にはCAAタクティカルバイポッドを装着。同バイポッドは展開や伸縮が感覚的に扱いやすいですね。
グレネードランチャー
社外品となるFN Mk13 EGLMタイプのグレネードランチャーを装着。モスカートなどの40mmタイプグレネードランチャーを使用できます。
本体と一体化したデザインやグリップを持ったまま中指で操作できるトリガーなど、後発ならではの利便性の高さが魅力ですね。
オプティカルサイト
メインとなるドットサイトはTITANのオプティカルホロサイト、連結されるブースターは右側に跳ね上げてスムーズに無倍率に切り替えることが可能です。
また、右斜め方向に前後アイアンサイトが増設され、光学サイトをマウントしたままでもサイティングが可能です。
こうして列挙するとバイポットを使っての長距離射撃からグレネードによる中距離戦、無倍率サイトやアイアンサイト、レーザーサイトによる近距離戦などオールインワンともいえる一挺になっていることがわかります。
SCARの拡張機器への対応性は知っていたつもりですが、今回実際に構えさせていただいて張り出しなどの少なさを実感しました。
これだけ装備しても重心の偏りや剛性不足によるブレもなく、取り回しのよさをキープしています。
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