【宅配買取】熊本県宇城市の金属製モデルガン買取実績|マルシン MP40(SMG版)

マルシン 金属製モデルガンMP40 トップ画像

熊本県宇城市のお客様より、マルシンの金属製モデルガン MP40をお譲りいただきました、ありがとうございます。

マルシン 金属製モデルガンMP40 製造年月

本体チャンバー部の刻印より、1977年に施行されたいわゆる「52年規制」後の79年12月に製造されたモデルです。

52年規制対応MP40

マルシン 金属製モデルガンMP40 パッケージ

同規制以前は、マルシン製MP40は中田商店ブランドで販売されていましたが、規制後にマルシンブランドとなりました。今回お譲りいただいたものも、同規制に対応すべく「SMG」の刻印が施されます。

マルシン 金属製モデルガンMP40 SMG表記

さらに「銃腔に相当する部分を金属で完全に閉そくすること」の条項に対応するため、チャンバー前方にインサートを鋳込んでいます。

マルシン 金属製モデルガンMP40 右側面

そのためチャンバー部分が延長され、オリジナルのデザインと比べると間延びした印象となりますが、52年規制によってライバルでもあったMGC製MP40は生産終了。80年代に入ってリリースされたマルシン製プラスチック版モデルガンがリリースされるまでは唯一のMP40のモデルガンでした。

マルシン 金属製モデルガンMP40 チャージングハンドル
マルシン 金属製モデルガンMP40 分解状態

今回の52年規制後版金属製MP40はベースは規制前のものですので、金属ならではの重量感をはじめこの時代のモデルガンならではの魅力とリアルな雰囲気を帯びたアイテムでもあります。

MP40の歴史

MP40は第二次世界大戦開戦前後より投入され多大な戦果を残したドイツの名銃です。第一次世界大戦で主流となった塹壕戦に、ドイツ軍はいちはやく拳銃弾をフルオートで放つ塹壕戦に特化したMP(マシーネンピストーレ)18を投入。

塹壕内の白兵戦で高い効果を発揮します。閉所での近接戦闘から中距離での弾幕による制圧射撃までこなすことから、大戦間に各国の軍隊や警察などで採用されていきます。

第二次世界大戦においてもドイツは早期に短機関銃を投入しており、目覚ましい活躍を見せます。これがMP40でした。終戦後も戦争映画やテレビシリーズなどに登場。

多くはにっくき敵国ドイツ軍の銃としての登場ですが、その分露出度も高く洗練されたデザインに魅了された者も少なくありません。昭和の頃はWWIIドイツ軍装備の定番として高い需要がありました。

MP40とマルシン

マルシン 金属製モデルガンMP40 内箱

マルシンは金属製やプラ製モデルガン以降も、外装などを流用してエアコキ版やガスブローバック式などのエアガンもリリースしています。

エアガンとしてのMP40はその大柄なサイズから取り回しが悪く重量もあることから、ゲーム用としては今一つ実戦向きではありませんでした。むしろドイツ装備用のロマン枠寄りな位置づけだったと思います。

マルシン エアコキ版MP40

ちなみにこちらは私物のマルシン製エアコキ版MP40です。チャンバー部比較の参考用に。左側上部のチャージングハンドルは位置的には問題ないのですが、グリップが本体後端で全体が重いため、ストックを展開しないとチャージング操作がやりにくかったのを覚えています。

とはいえそれでも手放せないんですよね。別にドイツ軍装備ではなかったのですが、当時購入した分と友人から譲られた分、そして令和に入って購入した店頭デッドストックで3挺持っています。

マルシン製モデルガン版MP40は長鼻版以降も熟成を重ねています。近年リリースされたヘビーウエイト樹脂製のブローバック版は、快適な作動性と重量感、先述のスプリングガイドなどの高い再現性でMP40モデルガンの決定版となっています。

くれいも屋では各種モデルガンの買取をお待ちしております。特に金属製については大歓迎! あくまで個人的見解ですが、モデルガンに対する規制自体は、今以上に厳しくなる可能性は低いとは思っています。

しかし今後新しい世代に譲る際には、理解のある方でないと維持していくのは難しい時勢になっていくのではないでしょうか。適合品である限り、金属製モデルガンの価値を正しく判断できるくれいも屋の査定にお任せください! まずはお気軽にご連絡・ご相談ください!

モデルガン買取価格表