
愛媛県新居浜市のお客様より、UMAREX社製のガスブローバックライフル PSG1をお譲りいただきました、ありがとうございます!
くれいも屋買取担当はスナイパーライフル大好き男なので非常に喜んでおりました。
H&K PSG1

1972年のミュンヘンオリンピック事件では、空港でヘリから旅客機に乗り換えようとした犯人グループに対し、ボルトアクションライフルによる狙撃失敗によって遠距離での銃撃戦が発生。
犯人および人質たちはヘリ内に立てこもり膠着状態に陥ります。最終的に犯人側の自爆によって犯人グループの一部と人質全員が死亡するという結果に終わりました。

このため狙撃失敗時にもリカバリー可能なオートマチック式狙撃銃の必要性が上昇します。
西ドイツ当局はその開発をH&K社とワルサー社に要求し、それぞれG3ライフルをベースとしたPSG1と、ブルパップ式を採用したWA2000を提案します。
共に非常に高精度な射撃性能を実現していましたが、最終的に選択されたのがPSG1でした。
ちなみにSR大好き買取担当は選ばれなかったWA2000も大好きなようです。

全長1.2mを越えるPSG1は当然機動性には劣りますが、逆にそのサイズならではのスナイパーライフルとしての説得力を感じさせてくれます。
実際東京マルイでも電動ガンにG3シリーズが加わった時に、いち早くPSG1もラインナップに加えました。
G3シリーズの機構を流用しつつ、専用スコープやセミオート専用のメカボックスを採用しています。
VFC/UMAREX H&K PSG1

UMAREX社のPSG1のリリースは2021年。H&Kの正規ライセンスを取得しており、実銃と同じ刻印を堪能できます。
ガスブローバックならではの、ボルト部分の移動によるリコイルも強めです。
東京マルイのPSG1では樹脂フレーム製であったゆえに避けられなかったギシミシ感は皆無で、機関部をはじめ各部に使用されている金属パーツの影響で、本体重量は5kg超。重量感と質感という、プリミティブな魅力が楽しめる一挺です。


マガジンは同社のG3シリーズと共用の20連タイプを再現。
マガジン背面上部の発射バルブノッカーの直下にガス注入口が設けられており、マガジンを本体に装着するとこうしたエアガン用の機能パーツが隠れる構造になっています。


マガジン上面もかなりごちゃごちゃしていますが、BB弾給弾口とガスパッキンのほか、空撃ち用の切り替えレバーも備わっています。
マガジンはマルイ版などに使われている5連タイプが欲しいところですが、ガス容量などの問題で難しいようですね。

サイトはマウントレールのみで、ユーザーが好みのスコープを取り付けられるようになっています。バイポッドも汎用のスリング兼用のもののみ。70年代からの銃ですので、周辺機器は最新のものを選択できるようになっています。


もちろん実銃同様に各部微調整が可能なストックやパームレストも再現。G3系は正直172cmの私でもかなり大柄な寸法になっていますので、しっかり調整したいところです。

くれいも屋では各種ガスブローバックライフルの買取をお待ちしております。 宅配買取用にPSG1はじめ各種スナイパーライフルがすっぽり入る、長辺128mmの長物専用段ボールもご用意しています。ご連絡いただければ段ボールや着払い伝票、買取依頼書がセットになった宅配キットをお送りいたします。まずはお気軽にご相談ください。






