【宅配買取】島根県出雲市のモデルガン買取実績|ウェスタンアームズ スタームルガー セキュリティー・シックス シューターワン対応モデル

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス トップ画像

島根県出雲市のお客様より、ウェスタンアームズのモデルガン、ルガー セキュリティー・シックスをお譲りいただきました。

発売から40年以上を経ているにも関わらず、外箱・本体・付属品ともに状態がよく、本当に大事に保管していただいた個体だったようです。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス 付属ペーパー

スターム・ルガー セキュリティーシックス

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス パッケージ

1971年にリリースされたセキュリティー・シックスはスターム・ルガー初のスイングアウト式ダブルアクションリボルバーでした。

メインシステムのほとんどをトリガーガードに収め、さらに着脱可能とすることで圧倒的なフレーム強度を確保。スクリュードライバーを使わずにフィールド・ストリッピングが可能かつ、生産コストを下げることにも成功しました。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス 左側面

こうしたユニークかつタフネスな構造によって、いち早く高い評価を得て多数の公的機関で採用。それまではコルトとS&Wの2大メーカーによって支配されていたアメリカのリボルバー市場に、第3の銃器メーカーとしての地位を獲得します。

フランス・マヌリン社では、本銃のフレーム・クレーン・ラフ・アッセンブルなどを輸入し、自社製のバレルやシリンダーと組み合わせた「マヌリン・スペシャル・ポリス・モデル」を生産。本国アメリカ以外でも高い評価を得ています。

本モデルガンの発売直前である1982年には、バレルの肉厚増加や右側リコイルシールドのカット、バレル上部のセレーション加工の変更などのマイナーチェンジが行われています。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティーシックス M-717 シューターワン対応モデル

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス 本体とカートリッジ

ウェスタンアームズではそんな新進気鋭(1984年当時)の銃である本銃をモデルアップ。この時期MGCが普及を図っていた、シューターワンシステムへの対応がセールスポイントとなっています。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス @パッケージ側面

シューターワンは1983年に発売された、モデルガンの火薬が発する赤外線をキャッチする射撃判定システムです。MGCでは弾丸の出ないモデルガンでも競技を成立させるために研究を重ね、遂に発売にこぎつけました。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス スイングアウト

モデルガンによる競技の成立にはウェスタンアームズも目標としており、シューターワンに関しては提携関係のもと、本銃のような対応モデルをリリースしていきます。

しかしセンサーの感度などの問題で、外付けのデバイスなどが必要となったりするケースが多く、ちょうどこの時期普及しはじめた、BB弾を発射するエアソフトガンに競技用トイガンもとって代わられていきました。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス トリガーガードアップ

本アイテムはモデルガンとしての完成度にもこだわり、トリガーガードに集約されたメカの再現や、スクリューを使わないフィールドストリッピングも可能です。

しかし、エジェクターロッドなどいくつかのパーツの強度に問題があり、対策パーツなどもリリースされていましたが、現存するセキュリティシックスのうち9割以上は動作に不良を抱えているのではないでしょうか。

メッキ加工が施されたM717は通常のM117より動作不良のある個体が少ないというお話も。

結局本アイテムを最後に、ウェスタンアームズはモデルガンから撤退しエアソフトガンの開発に舵を切ります。

当初はAR-7やヤティマティックなどの変化球が多かったのですが、BB弾発射後にブローバックを開始するマグナ・ブローバックを生み出すにあたってはさすがモデルガンメーカーならではこだわりを感じさせてくれました。その後の活躍はご存じの通りです。

ウェスタンアームズ ルガー セキュリティー・シックス マニュアル

くれいも屋では各種モデルガンの買取をお待ちしております。状態についてはもちろん大事に保管していただいた美品は高査定となりますが、パーツ取りなどの不動品などでも大歓迎です。まずはお気軽にご連絡ください!

モデルガン買取価格表