【宅配買取】鳥取県米子市のモデルガン買取実績|CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 トップ画像

鳥取県米子市のお客様より、1978年製のCMCモデルガン、レミントンカービンM1866をお譲りいただきました、ありがとうございます。1971年(昭和46年)と77年(昭和52年)の二度にわたる規制を乗り越え、SMGマークもついた規制適合品です。

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 SMG刻印

CMCのレミントンカービン誕生の経緯にはまず昭和46年規制が大きく関わっています。当時は市販のモデルガンのみならずモデルガンを改造して実弾を撃てるようにした改造銃が犯罪に使用されるなどして問題となっていました。

昭和46年に改正された銃刀法により、金属製のハンドガンは全て銃口を塞ぎ、白色もしくは金色とするように規制されました。

この時CMCは規制のない長物へと商品展開をシフトしますが、その中でアクロバット的ともいえるのが本作レミントンカービンです。

初版の発売は46年規制直後の同年11月。おそらく当時は「金色のモデルガンなど売れるはずはない」という判断だったのでしょう。拳銃であるレミントンM1861にロングバレルとストックを取り付けて長物としてリリースしました。

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 後方カット
CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 ストック

実際にレミントンM1861をカービン化したM1866は、1860年代当時にも存在していました。

南北戦争の終結に伴い、大量に余剰となり始めたピストルを狩猟や騎乗でも使えるカービン銃に改装してリリース。しかし時代はやがてパーカッションから金属カートの時代に移っていくのですが……。

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 右側面

その前提を踏まえるとCMC版のレミントンカービンの誕生も、ほぼ100年後に歴史は繰り返すような趣がありますね。

46年規制後、金色のハンドガンでも(しかたなく)受け入れられるようになり、再びハンドガンの製造・販売が活発になります。

しかしそれでも改造モデルガンによる犯罪や摘発は留まらず、昭和52年(1977年)に金属モデルガンの素材や構造に関する制限が強化されました。

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 バレル継ぎ目
CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 年号刻印

今回お譲りいただいたのは2度目の規制後の1978年製。SMG刻印もある規制対応品です。全体的にキズも多いのですが、逆に荒々しい西部時代を生き抜いたような風格に通じます。

初版の開発が急造だったためか、バレルの延長部分から先は八角形から円に形状が切り替わっています(一説には実銃にもあった仕様のようですが)。

CMC レミントンンカービンM1866 CAL.44 ローディングレバー

実銃では延長されていたローディングレバーも、ハンドガンと同じサイズのままとなっています。

くれいも屋では各種モデルガンの買取をお待ちしております。残念ながら規制以前のアイテムについては買取をお断りすることがございますのでご了承ください(詳しくはこちら)。

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