宮城県岩沼市のお客様より、BUCK社のサバイバルナイフ・バックマスター184をお譲り頂きました!この度はくれいも屋をご利用いただき、ありがとうございます。
バックマスターは1984年に海兵隊のシールズとBUCK社の共同開発により誕生。全長約31cm、刃渡り約17cmと、大きすぎず小さすぎずといったサイズとなっています。ブレード・ヒルト・ハンドルのいずれも頑丈な作りで、過酷な状況下でも使用可能でした。
ただしその分重量もおよそ660gとやや重めです。民間・公的機関向けあわせて愛好者も多く、20世紀のもっとも優れたファクトリーナイフの一本に数えられるモデルです。
本モデルは1984年から90年代にかけて製造されましたが、この時期は映画『ランボー』シリーズなどの影響でサバイバルナイフが注目されていた時期でもあります。
特徴的なスタイルのバックマスター184はコピー品も多く、ブレード付け根などに特許番号などが記されるようになります。
さらに1987年以降はブレード部分に大きく商品名と特許番号が刻印された状態で販売されるようになりました。
今回お譲りいただいたのもブレード面に刻印が移った87年以降のモデルです。人気の顕れとはいえ好みの分かれるところですが、逆にブレードの厚みと頑丈さのアピールにもなっています。
各部の詳細をご紹介しますと、ブレード背面の先端部はロープなどを切断する波刃、背には木材や鉄板などを切断する鋸刃になっています。
ヒルトの両端部にはアンカーピンを装着可能。ハンドルエンドのキャップの穴にロープを通して樹木や壁に引っ掛けることでよじ登ることができるようになっています。忍者の鈎縄ですね。
そのキャップはねじ込み式になっており、ハンドル内部は防水式の空洞で貴重品や各種サバイバルツールを収納可能です。
パイプハンドルは強度に難がある品物もありますが、このモデルのハンドルに使われているパイプは3mmもの厚みがありますので非常に頼もしいです。
樹脂とナイロン素材のシースはポケット部にアンカーピンを収納できます。
実際に本モデルを手にしてみるとサイズと重量のバランスそして剛性感に、素人でもタフネスさを感じ取ることができます。
しかし逆に普段使いで携行する現場の兵士などにとっては、やや重すぎる点に不満を感じるケースもあったようですね。
くれいも屋では各種サバイバルナイフの買取をお待ちしております。新品・使用感アリいずれも大歓迎! コレクションの整理による大量買取や、高額アイテムの買取などにはご自宅まで伺う出張買取も対応しております。まずはお気軽にご連絡ください!