群馬県邑楽市のお客様より、エラン製ガバメントモデルガン3挺をお譲りいただきました、ありがとうございます!
2025年7月に惜しまれつつも営業終了を発表したエラン社。六人部登氏の「六研」ブランドを引き継ぎ、氏が生前手掛けた設計をベースに、究極のリアリティを持つガバメントのモデルガンを製作してきたメーカーです。
正直弊店スタッフでもめったに触れるものではありませんので、エランの買取があると何年か寿命が延びます。
今回の3挺はスタンダード中のスタンダードともいえるミリタリー、映画『コブラ』のプロップを再現した「マリオン・コブレッティ」モデル、ファクトリー・カスタムの先駆けであるゴールドカップナショナルマッチと、それぞれ趣向が異なる3種類。いずれも2023年モデルとなります。
M1911A1ミリタリー
19111年の制式採用以来、1985年にベレッタM92F(M9)にその座を譲るまで、米軍制式銃として使用され続けたガバメントの軍用モデルを再現。
これほどまでに長く愛されたのは、やはり米国人に頑なに信じられてきた45口径信仰の影響でしょう。
装弾数が少なくなってもストッピングパワーを持たせることで、対象を反撃不能にしていくという思想です。
エラン版のM1911A1は、もちろんエランの他製品と同様、実銃からの各部採寸とヘビーウエイト樹脂素材を採用。
表面は実銃と同じパーカライズドフィニッシュが施されています。ミリタリーモデル特有の、スライド前部の窒化処理によるわずかな色合いの変化も再現しています。
マリオン・コブレッティ モデル
エランショップ5周年を記念して発売されたものの2023年版。1986年に公開されたシルベスター・スタローン主演映画『コブラ』に登場。
主人公マリオン・コブレッティ(コブラ)が使用するナショナルマッチベースのカスタムを再現しています。
コブラの意匠を盛り込んだグリップのほか、9mm弾仕様のモデルとなっており、エランのモデルガンも9mm弾仕様に変更。
マガジンやカートリッジはもちろん、チャンバー周りやバレルなども専用となっています。
ゴールドカップナショナルマッチ
まだハンドガンのカスタムという概念もなかった第二次世界大戦前から存在した、精度の高い銃身やパーツを組み合わせた競技仕様がナショナルマッチモデルです。
その発展型として1970年代に入って多数の専用パーツを盛り込んだファクトリー製カスタムがゴールドカップナショナルマッチモデルです。
スライド上面には反射防止のリブと大型フロントサイト、イライアソンの可動式リアサイトを設置。トリガーはワイド化され、下部のスクリューで遊び(引きシロ)を調整することが可能です。
上記コブラモデルもナショナルマッチベースですね。
今後ますます希少なものとなっていくエラン製モデルガン。
くれいも屋ではエランの各種M1911バリエーションモデルの買取をお待ちしております。
未発火・未使用品はもちろん、発火済も大歓迎! 手元のモデルは未発火のまま、発火済をもう一挺、と探している方も少なくないのです。一点一点が高額なアイテムですので、ご自宅まで伺う出張買取も対応しております。
もちろんエラン製モデルガン+その他のモデルガン、エアガンなどのコレクション買取もおまかせください。まずはお気軽にご連絡・ご相談ください。