A&Kの電動軽機関銃・Mk43-Mod0をお譲りいただきました!この度は、くれいも屋をご利用いただきありがとうございます。
Mk43は米軍伝統のLMGであるM60の発展型。1957年に登場しベトナム戦争などで使用されたM60ですが、プロップガンとしても派手な銃撃シーンに向いた銃でした。
『ランボー』シリーズでの使われ方も印象深いですよね。
とはいえ配備後の評判については必ずしも好評というわけではなく、各部の耐久性の低さや二脚がついた銃身交換の煩雑さ、そしてなにより全体の重さなどが問題視されていました。
1980年代半ばに登場したM60E3では大幅な軽量化を実現。ピストル型フォアグリップによって取り回しがよくなり、二脚も本体側に設けられました。
しかしそれでも解決しきれない問題点や基本設計の古さなどもあり、90年代以降は5.56㎜弾のM249や、同じ7.62mm弾を使用するM240などに更新されていきます。
M240などは基本設計は1958年とM60とさほど変わらず本体もM60より重いのですが、ジャムを起こしにくく壊れにくい実績があり、米軍内で高い信頼性を築いていました。
Mk43はM60E3をさらにコンパクトにして各部を改良したM60E4の海軍版です。ただしこのタイプも、1990年代に行われたM240B(M240E4)とのコンペに敗れています。
しかし昭和生まれの銃器ファンにとっては、やはり先述の『ランボー』シリーズでの活躍もあって、M60シリーズはちょっと特別な機関銃でもあるんですよね。
第1作目(1982年公開)ではM60、2作目(1985)ではE3タイプが米軍正式配備前にも関わらず登場しています。以後『コマンドー』(1986)、『プレデター』(1987)『ダイハード』(1989)などでもE3が登場します。
こうしたスクリーンでの活躍にあわせ、80年代後半にアサヒファイヤーアームズ製M60が登場。5万円を軽く越える価格とあわせ、憧れの銃でもありました。
ちなみにアサヒのM60も実銃同様細かい改良を重ね、最終的に10万円近いスーパーDXなどのモデルが発売されました。
そんなわけで分隊支援火器好きにしてM60好きにはたまらない一挺でもあるMk43。
実際に持ってみると、M60無印に比べて圧倒的に取り回しやすくなってるのを感じます。とはいえ実は手に持ったことがあるのがアサヒ版ですので、メタルパーツを多用した今回のMk43のほうがどうしても重く感じますね。
バッテリーやBB弾はボックス型マガジンに集約される設計。コードやチューブ類を隠すダミーの弾帯も付属し、リアル志向のお客様のこだわりを感じます。
くれいも屋では各種LMGの買取をお待ちしております。たしかに軽機関銃といっても、エアガンとしてはアサルトライフルどころかサブマシンガンとも大きく性能が異なるわけではありません。むしろ大きさと重さで不利ともいえるのですが、それでも大柄な7.62mm弾の分隊支援火器からしか摂取できない栄養素が存在するのです……。
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