今回は、コンパウンドボウ PSEスパイダーをお譲りいただきました!くれいも屋をご利用いただき、ありがとうございます。
シンプルにリムの反りを利用するリカーブボウに対し、コンパウンドボウは滑車やテコの原理を応用して組み上げられています。
滑車やてこの原理を使うことで、引く力が軽減されると考えがちですが、実際にはリカーブボウよりも重くなります。
ただし、フルドロー状態では保持力が軽くなり、通常の1/5~1/3程度の力でホールドが可能となります。
これによって少ない力でのエイミングが可能で、狙いを安定させることができるのが特徴です。飛距離もリカーブボウよりも長く、弓によっては有効射程距離が約200メートルとされています。
また、リリーサーという器具を使って、あたかも銃の引き金を引く感覚で矢をリリースします。
現在のところ、オリンピックのアーチェリー競技ではリカーブボウのみが使用を認められています。
しかし、欧米ではコンパウンドボウの方が一般的であるため、将来的にはコンパウンドボウのクラスを新設する計画もあります。
なお、パラリンピックではすでにリカーブボウとコンパウンドボウの両方の競技が実施されており、通常の世界選手権においてもコンパウンドボウのクラスが存在します。
こうした構造やパーツの多さもあり、基本的にはコンパウンドボウはハンドル・リム・カム・ストリングなどの基本パーツを組み上げた完成品での販売となります。
ストリング交換も基本的にはショップでへの依頼が推奨されます。
コンパウンドボウでは、ハンドルのデザインによってスピードや操作性が大きく変わるため、使用目的に応じた適切な選択が求められます。
カムについても、シングルカム、ハイブリッドカム、デュアルカム、バイナリカムなどさまざまな種類があり、メーカーやモデルによってその特性も異なります。
さらに、カムのサイズによって引き尺が決まるため、自身のフォームや体格に合った組み合わせのモデルを選ぶことが重要です。
コンパウンドボウでは、本体以外にも各種アクセサリーの選定が重要です。特に振動が大きいため、サイト選びは慎重に行う必要があります。
上下左右の微調整が可能なことは必須条件とされており、多くのアーチャーがレンズ付きの高倍率スコープサイトを使用しています。
また、前述のとおりコンパウンドボウはストリングを張ったまま持ち運ぶため、収納には大型のケースが必要です。
メーカーのウェブサイトなどでは、収納力が限られ取り回しにくいハードケースよりも、保護パッド付きのソフトケースの使用が推奨されています。
くれいも屋では各種アーチェリー製品の買取をお待ちしております。
リカーブボウ、コンパウンドボウ、ベアボウなど是非お譲りください。サイトやスタビライザー、スタンドなどの各種アクセサリーも査定対象となります。
大量買取や高額買取にはご自宅まで伺う出張買取にて対応、また、お客様のまずはお気軽にご連絡、ご相談ください!