東京都小平市のお客様より、「WT」のマークでおなじみウォーレントーマスの、チタン合金製カランビットナイフをお譲り頂きました、ありがとうございます。
カランビットはインドネシアやフィリピンなど東南アジア発祥のハンドルからブレードまでが弧を描くナイフです。
刃の部分は基本的にブレードの内側で、もともとは稲刈りに使う鎌のように日常に使われていたものを、シラットなどの格闘技の武器として組み込まれていきました。
今回のフォールディングタイプのほか、シースナイフ形も存在します。
また、刃が弧の内側だけでなく外側にもあるタイプもありますが、日本国内では所持できないダガー形状と判断されてしまう可能性が高いのでご注意ください。
通常のナイフのようにグリップするのではなく、逆手にホールドしたり、ハンドル後端のリングに人差し指を入れてカランビットを回転させるなどして使われるようです。
その形状と構えから、ナイフ自体の攻撃力よりも相手に太刀筋を予想させず、攻撃を受け流しつつ征圧することが主流の戦い方となるようです。
カランビットの回転で相手の腕やナイフを絡めとるなどの動作を行います。
もちろん格闘以外にも、釣り糸のカットなど日常のツールとして重宝されるケースも多いようですね。むしろ源流を考えると普段使いが本来の用途でしょうか。
特に耐腐食性のあるステンレス材や決して錆びないチタンを使用したウォーレントーマスのナイフなら、アウトドアシーンにも向いているでしょう。
ベルト周りはもちろん、各部のポケットなど様々な箇所にセットできるクリップがついているのも、格闘術においては秘匿場所を選ばず、アウトドアにおいても便利なポイントとなります。
ウォーレン・トーマス社のナイフは、加工の難しいチタン材を使用することで有名です。
社長であるウォーレン自身が格闘家であり、ユニークな創作ナイフを多数世に送り出しています。
たとえば時代劇でも珍しい武器である鎖鎌を作ったり、特殊部隊向けのプッシュダガー、武器としても使用できることを前提としたチタン製の靴ベラや箸、マネークリップなどもリリースしています。
そうした変わり種ナイフの一つがこのカランビットと考えると納得がいきますね。もちろん通常のシースタイプやフォールディングタイプのタクティカルナイフ、サバイバルナイフも作成しています。
くれいも屋ではウォーレントーマスをはじめとする各種カスタムナイフの買取をお待ちしております。大量買取、高額買取の場合はご自宅まで伺う出張買取も対応します。まずはご連絡ください!