金属製パーツやモデルガンなどをリリースしている有限会社ホビーフィックスのブランド「Project ZEKE」より、真鍮削り出しで製作されたモデルガン「ワルサーP-38 Milling Brass Model」をお譲りいただきました、ありがとうございます!
実銃ワルサーP-38
実銃は1938年にドイツ国防軍の制式拳銃に採用され、第二次世界大戦を通して活躍した9mmパラベラムを使用するハンドガンです。先んじて採用されていたルガーP-08に比べて構造は簡略化されていますが、それでもトカレフの倍のパーツ数となっています。プレス加工のトップカバーは射撃中に外れやすく、その影響でリアサイトも外れてしまうトラブルがありました。
米軍のコルト・ガバメントとは対照的な構造と唯一無二のシルエットから、戦後も様々な映画やテレビドラマに登場する機会が多い銃です。特に『0011ナポレオン・ソロ』では、劇中組織「U.N.C.L.E」モデルとして、短銃身タイプを普段は使用。長射程が必要な場合などは、サプレッサーやスコープ、ストックなどを装着したカービンタイプに組み替えることも可能でした。その昔このアンクル仕様のワルサーP38は中田商店やMGCがモデルガン化してくれましたが、非常に残念ながら法規制の波に吞まれてしまいました。
そしておなじみ『ルパン三世』では、欠かすことのできない主人公の愛銃として活躍しています。
ZEKE ワルサーP-38 Milling Brass Model
ZEKEでは2012年に本製品を発売。「ac41」「ac43」「HP」の3種をリリース。ac41とac43種は軍用モデルでacはワルサー社、数字は製造年を示します。HPは民生用モデルです。お譲りいただいたのはac41でした。
本銃のセールスポイントはもちろんスライドやフレームといった主要部品を真鍮削り出しで製作している点ですが、ある意味それと同じくらい大きな売りとなっているのは、実物でプレス加工で製作されているパーツは同様にプレス加工で再現していることでしょう。マガジンはもちろんですが、トップカバーやトリガー、スライドストップやマガジンキャッチといったパーツは全て実物と同じプレス加工で製造されています。
外観でもプレス加工のパーツはシルバーとなっているのでわかりやすいですね。特にトップカバーとトリガーのプレス加工は、当時の時点ではトイガンでは初めてといわれています。オール金属製ですが、もちろん銃口は完全に閉塞した状態で製造されており、規制に該当する内部パーツはすべてこの銃にのみ組み合わせることが可能な形状となっています。そのため実銃の内部パーツを組み込むことも不可能です。
くれいも屋では各種モデルガンの買取をお待ちしております。金属製はもちろん、プラ製、また、無可動タイプからむ発火タイプ、発火式など、銃の種類や各種方式を問いません。お手軽な宅配買取や店頭買取のほか、大量買取や高額買取の場合はご自宅までうかがう出張買取にて対応させていただきます。まずはご連絡ください!
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