【宅配】神奈川県横須賀市のエアガン買取実績|大河ドラマにも登場! KTWスペンサー・カービン

KTWスペンサー・カービン トップ画像

アメリカ南北戦争で活躍し、2013年の大河ドラマ『八重の桜』に主人公・八重の銃として登場したスペンサー・カービンをお譲りいただきました、ありがとうございます!

『八重の桜』といえば、東日本大震災を受けて急遽東北復興を支援できる題材として、会津出身の新島八重を主人公として、会津戦争などの描写も織り込んで製作された作品です。一方、「未開の銃に、挑戦」をキャッチフレーズに、歴史的な名銃を中心にトイガン化するKTWはやはり東北・岩手に籍を置くメーカー。東北復興の願いが込められたアイテムともいえるでしょう。

スペンサー連発銃とは

KTWスペンサー・カービン 右面

アメリカ南北戦争(1861~1865)開戦直前である1860年に、クリストファー・スペンサーが開発した連発銃です。それまでのライフルや拳銃の主流は先込め式の単発銃でしたが、スペンサーの銃は金属式薬莢をストック後部から7発装填し、レバー操作による連発が可能でした。スペンサー銃は北軍に採用され、同時期に登場したヘンリー・ライフルと共に多くの北軍兵士に愛され、瞬く間に戦場の銃は単発式から連発銃へと置き換ります。

ヘンリー・ライフルはスペンサー銃に比べて威力はありませんでしたが、装弾数は倍以上の16発であり、北軍兵士の中には自費で購入して使用しているものが多かったといいます。ニューヘイブン・アームズ社は1866年にウインチェスター銃に吸収されましたが、同社が開発しましたヘンリーライフルはウインチェスター・ライフルシリーズの原型となっています。また、同時にスペンサー社もウインチェスター社に売却されています。

KTWスペンサー・カービン 機関部左側

南北戦争後、世の連発式ライフルの主流はウインチェスターライフルとなり、終戦までに実に20万挺生産されたといわれる大量のスペンサー銃も余剰品となりました。その余剰在庫は世界中に流出し、一部は明治維新前後の日本にも持ち込まれます。新島八重の実家である山本家は会津藩の砲術師範の家であり、スペンサー銃も山本家が所有していたものでした。1968年の会津戦争において八重は男装してスペンサー銃とともに城にこもり、優れた射手として政府軍を苦しめたといわれています。

KTWスペンサー・カービン

KTWスペンサー・カービン 左側

KTWがリリースしたスペンサー・カービンは2014年の発売。実銃資料は会津新撰組記念館が保管している八重の銃の同型を参考としています。発射に関しても実銃と同じレバーコッキング方式で、35発のBB弾の装填も実銃同様ストック後端からマガジンチューブを引き出すアクションが楽しめます。ただし実銃ではマガジンチューブを引き出して銃床側から装填するのに対し、KTWのエアガンではトリガー前からBB弾を一発ずつ装填します。

KTWスペンサー・カービン マガジンチューブ

本体はほぼすべてのパーツが金属削り出しですが、内部には(実銃当時はなかった)アルミパーツも用いられているため、重量は実銃の3.7kgに対し約2.4kgと、ゲームでも十分実用性のある重さに抑えられています。もちろんガチでゲームに用いている人は多くはないと思われますが、南北戦争から戊辰戦争までのヒストリカルゲームで活躍できる一挺でもあります。

KTWスペンサー・カービン 機関部右側

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