【店頭】秋田県秋田市の買取実績|無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用AKクローン

無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン トップ画像

AK系無可動実銃をお譲りいただきました、ありがとうございます!

AKシリーズといえば東側諸国の顔ともいえるアサルトライフルですよね。

そのルーツは第二次世界大戦中にドイツが使用したMKb42シリーズの影響が強いと言われています。ドイツ軍から鹵獲した同銃やアメリカから貸与されたM1/M2カービンの弾薬などを参考に開発を進めました。最終的には戦後1947年に、7.62mmPS弾を使用するアサルトライフルとして誕生しました。

無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン 右側面

1959年には重量の軽減とより生産効率を高めたAKMを制式採用。マガジンや改良されたマズルなど一部に互換性を持たせながらも約0.5~1kgほどの軽量化に成功しています。

AKシリーズの画期的な点としては構造の単純さと生産性の高さにあります。そのボディのほとんどはプレス加工が多用されているほか、機関部はユニット化されて生産性と同時にメンテナンス性も向上しています。

特にその強い反動によって多少の泥汚れなどはものともしない確実な作動を実現させると同時に、フルオート射撃時などの命中精度との引き換えにもなっていました。しかし戦場ではよく当たるがデリケートな銃よりも、確実に弾をばらまく銃の方が歓迎される傾向があります。いざという時に弾丸が出ないのでは無意味ですからね。

無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン 薬室

特にベトナム戦争においてはまだ新顔だったともいえる米軍のM16系アサルトライフルは、そのデリケートさが敵のAKとよく比較されました。ラフな環境にも耐えるAKを米軍はうらやましがり、トラブルに弱い自軍のM16を嘆きました。一方で米軍撤退後の1974年、ソ連はM16とほぼ同口径の5.45mm弾を使用するAK-74を正式採用しています。どちらも隣の芝生は青いということで一長一短だったのかもしれません。

ただしAKシリーズの「構造が単純である」という利点は、銃の性能とは無関係の効果をもたらしました。すなわちその生産性の高さから、ソ連以外の国でも中国(56式自動歩槍)やワルシャワ条約機構下での同盟関係の各国でもAKのライセンス生産が盛んに行われたのです。そうして大量生産されたAK、56式、そしてAKクローンたちが、西側諸国と敵対する勢力へと販売、提供されていきました。

無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン ストック収納

今回のブルガリア製AKS-47も、そうしたクローンの中の一種です。アーセナル社による製造品で、基本的にはAKの構造を踏襲していますが、プレス加工だったレシーバー部が切削加工になるなどの違いがあります。

プレス加工の方が生産性は高いのですがそのためには高度な技術が必要で、形状を再現するだけであれば削り出しのほうが容易です。しかし、これには削り出した分の鉄カスが無駄になるなど、資源を消費するデメリットがあります。

無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン レシーバー内部左
無可動実銃 AKS-47 ブルガリア軍用Akクローン レシーバー内部右

無可動実銃としてはボルトが後退した状態で固定された新加工品となります。バレル下、薬室、トリガー上部、ボルト先端などの下半分をカットし、トリガーのテンションもありません。バレル周りのガスピストンロッドなどは切断されていませんが、ハンドガードは外せない状態になっています。

レシーバー上部のカバーは着脱可能なのもうれしいですね。AKSならではの折り畳みストックもガタつきはなく、外装も大きなキズや塗装ハゲは無いキレイな一挺です。もちろん実際の経歴を確認することは難しいのですが、やはりキレイな外装だと「もしかしたら実戦には出ないで済んだのかな」とホッとしますよね。

くれいも屋では各種無可動実銃の買取をお待ちしております! 無可動実銃は一挺ごとにコンディションも異なりますので、まずはあなたの自慢の一挺を拝見させてください!! 大量買取の場合は出張買取も対応いたします、まずはご連絡ください!!

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