【宅配】広島県呉市のモデルガン買取実績|C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP トップ画像

CAWより発売された、八九式重擲弾筒後期型をお譲りいただきました、ありがとうございます! 実銃は第二次世界大戦で大活躍をした小型迫撃砲となっています。

最大で670m(改良された有翼弾では800m)というライフルやサブマシンガンの有効射程以上の遠距離から、手榴弾の2~3倍の威力を持つ八八式榴弾を降らせることが可能な八九式重擲弾筒後期型、本体は全長61cm、重量4.7kgと、一人で携行することができます。

通常は1門につき射手と装填手、観測手の3名が必要ですが、場合によっては射手単独でも運用することができました。

八九式重擲弾筒 正しい発射姿勢

発射に際しては常に地面に対して45度の角度に設置して用いられることが前提となっています。飛距離については撃発機構を含むブロックが発射筒内を上下に移動する構造になっており、筒内で発射する位置を変化させて調整します。

エアーソフトガンがバレルの長さでパワーが変化するのと同様に、遠距離に対しては発射位置を下にしてバレルを長く使い、逆に距離が近ければ銃口付近から発射しています。バレル内にはライフリングも施されており、これが飛距離の秘密ともなっています。

八九式重擲弾筒 シリンダー部

発射時には八八式榴弾の銅製弾帯が膨張し、ライフリングとかみ合う構造でした。下半分のパイプ部分には飛距離を示した目盛りが刻まれており、バレル下(写真ではパイプの右)に設けられたつまみ(整度器)で引鉄のレバー位置を移動させて発射位置を調整します。

一見複雑な仕組みですが使用する弾薬側の調整を必要とせず、例えば土嚢や倒木などに立てかけて角度を固定した状態で射程距離の調整が可能でした。もちろん状況にあわせて水平に用いたりなど45度以外の角度で使用することも可能です。このへんは発射口から榴弾を落として、自重で激発する墜発式では不可能な利点ですね。

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP 付属カート

使用する八八式榴弾の重量はおよそ800g。この重さを600~800m先へと飛ばすわけですから、当然発射時の反動も相当なものとなります。そのため、やわらかい地面などで撃つために台座部が湾曲しており、丸太などに固定できるようになっています。

八九式重擲弾筒 ニーモーター状態

しかし八九式重擲弾筒を鹵獲した米兵はこの湾曲を、大腿部で構えるためのものと勘違いしてしまいます。そのため「ニー・モーター」の愛称で呼ばれますが、実際にその状態で発射すると発射時の反動で負傷する米兵が続出し、米軍内で注意喚起が行われる事態となりました。

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP パッケージ

CAWではこの八九式重擲弾筒を40mmグレネードカート対応のランチャーとして開発しました。同社はもともと他社製M203ランチャーに対応したモスカートとその対応銃を得意としており、各種ライフルグレネードやベトナム戦争で活躍した M79などのほか、6連発のリボルバーランチャーや20mm径のコンパクトなグレネードハンドガンまで開発しています。

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP クサビパーツ

CAW製グレネードランチャーの中でも比較的最近リリースされた八九式重擲弾筒は、様々なオリジナルの機構が組み込まれています。モスカートの発射距離に関係ない撃発機構の移動はオミットされています。替わりに迫撃用クサビパーツを引鉄部の下にセットすることで、実銃にはない墜発式での発射が可能です。

いずれの発射方式でも、モスカートが飛んでいくわけではないため、発射後に発射口を下に向けてカートを排出する必要があります。なお、実銃の整度器ダイヤルは、引鉄式で発射する際にモスカートを内部に固定するためのもので、固定用の突起が砲身内に張り出します。

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP マニュアル1
C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP マニュアル2

また、今回お譲りいただいた「MOVIE PROP」仕様は、BB弾ではなく発射煙を再現するガスを放出するモスカート版八八式榴弾が2発付属します。ガス放出後のカートは弾頭部が本体に引き込まれ、撃鉄に連動したロッドが先端に残ります。

1発目を残した状態で2発目を装填し、筒内に2つのモスカートが重なった状態で引鉄を引くと、2発目がガスを放出します。この機構によって、一発目を排出することなく、あたかも2発連続で発射しているように見えるわけです。

C.A.W. 八九式重擲弾筒 後期型MOVIE PROP パッケージ側面

もちろん通常のモスカートほか40mm径のカートも使用可能です。こうしたアレンジは、多数のグレネード製品を開発してきたC.A.W.ならではの余裕を感じますね。

くれいも屋では各種グレネード弾使用アイテムの買取をお待ちしております。ゲームでは使用できないものでも大歓迎です。

また、銃と名の付くモノ買取金額20%UPのキャンペーンも開催しております!まずはお気軽にご相談ください!!

キャンペーン詳細はこちら

LINEでのご相談はこちらから↓

モデルガン買取